おなかが引っ張られる感覚…
※茎捻転とは、卵巣嚢腫が大きくなり、重くなった影響で卵巣を支えている靭帯ごとねじれてしまうこと。強い下腹部痛を感じることが多く、緊急手術となる場合が多いです。
その後、自宅へ戻っても…
夏休み中だったある日、あまなさんは自分の体に違和感を覚えていました。いつもよりつらい生理痛に、下腹部が引っ張られる感覚……。そんな違和感を覚えていながらも、あまなさんは授業に遅れてしまうことを危惧し学校の補習に参加。補習後は文化祭に向けてのダンス練習、そして夕方からは塾へと向かいました。
生理痛の鎮痛薬を飲んでなんとか1日を過ごしましたが、気だるい感じや、おなかの違和感はなくならず……。「今日はゆっくり休もう」と思って、入浴後にストレッチをしたとき……。
下腹部に異様な違和感が。そして一瞬にして、激痛に襲われたのです。
あまなさんは、腹部の激痛に加え、嘔吐や頭痛もあったと言い、意識ももうろうとしている状態。すぐに家族が救急車を呼んでくれ、そのまま病院へ搬送されることとなりました。茎捻転は「耐えがたい痛み」と表現されることも多く、マンガからも壮絶な痛みだったことがわかります。
茎捻転は卵巣嚢腫の影響で起こるものですが、あまなさんの場合は、茎捻転を起こし手術をしたことで卵巣嚢腫があったことがわかったそう。茎捻転を起こしたということは、かなり大きくなっていたのではと思いますが、「自覚症状はなかった」と言います。
卵巣嚢腫が小さい場合は自覚症状はほとんどありません。大きくなると、下腹部が張る感覚を覚えることがあり、おなかがぽっこりして「太ったのかな?」と思っていたら実は卵巣嚢腫が大きくなっていたということも。そのため、検診や他の症状で内科を受診した際などにたまたま見つかるということが多いのです。
婦人科の病気というと、10代の方にとってはまだまだ現実味のない話かもしれません。それでも、自分の生理に「何かおかしいな」と感じたり、体に違和感を覚えたりした際は、ひとりで抱え込まず、相談しやすい方にお話をしてみてくださいね。そして、場合によっては婦人科の受診も考えてみてください。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師 松田玲子
あまなさんの投稿はTwitterで見ることができます。ぜひチェックしてみてくださいね♪
【ご本家様と】両片想い/covered by あまな feat.りーあん【ラップアレンジして歌ってみた】https://t.co/QRZXrVVtKE
— あまな両片想いfeat.りーあん (@amana_vv) February 21, 2023
君と僕との「試合」、最後まで、見届けて。
Mix:けちゃん(@ k_054ch)/りーあん(@ somedaysinging)
Vocal:あまな/りーあん#あまなのうた pic.twitter.com/fbaINEP6Ob
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!