ピルを飲もうと思ったきっかけ
Instagramで、彼氏の『たる』君とのカップルエッセイを投稿している『いろ』さん。
本作は、いろさんがつらい生理痛と向き合い、苦難を乗り越えるまでを描いたマンガです。
パートナーの『たる』くんとは対等な関係でいたいという思いから、生理痛のつらさをはじめ、経血量、排卵日、PMS(月経前症候群)の症状、基礎体温に至るまで、彼には何でも話しているという『いろ』さん。
いろさんは生理中の下腹部痛はもちろんのこと、生理終了直後には貧血、排卵期には吐き気、そして生理前には頭痛といった不調を抱えています。ほぼ毎日のように何かしらの不調に襲われているのであれば、一緒に生活する上で迷惑をかけないためにも、1番近くにいるパートナーには自分の体調の変化を理解しておいてほしいですよね。
さまざまな不調を抱えている中で、いろさんが特に悩んでいるのが生理痛と生理不順でした。鎮痛薬を飲んだり、温活をしたりして対策をとりますが、生理痛や生理不順はいっこうに改善されません。
そこでいろさんは、「ピルを飲もう」と思い立ちます。
種類によって効果は異なりますが、ピルは避妊目的をはじめ、生理痛・月経過多・生理不順・PMSの改善、月経困難症・子宮内膜症の治療に用いられます。しかし、きちんとした方法で服用しなければ効果を実感できない上、不正出血や吐き気といった副作用も報告されています。種類によって特徴や効果に違いがあるため、目的や体質に合った物を選ぶことが大切です。
日々を快適に過ごすためにも、いろさんが自分に合ったピルを見つけられるといいですね。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師 松田玲子
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