ある日、加奈子が息子の習い事の月謝が2千円上がることを伝えると、「お前のお小遣いを減らして帳消しだな」と言ってきた夫。加奈子は思わず「えっ!?」と声をあげるのですが、夫は「生産性のないママ友のお茶会を1回我慢すればいいだけ」とバッサリ。
さらに、「なんでそんなに自分のことにお金使えるの? 少しでもお金があったら息子に使ってあげたいと思わないの?」と夫から責められてしまったのでした。
そんな一連の出来事を話した加奈子。ママ友の反応は……?
頼んだのはコーヒー1杯だけ。理由を説明すると、ママ友たちは…?
「それで今日はコーヒーだけなのにね……」
「うん……。でも私の中では
この時間はすごく癒しで……!
節約してでもなしにはしたくなくて……!」
加奈子の言葉を聞くと、目を潤めるママ友たち。
「わかる! わかるよ!
共感してもらえるだけで凄くラクになるよね!」
「また隙間時間に会ってお話ししましょう!」
ママ友とのお茶会が終わると、パートに行き、
労働を終えると帰宅した加奈子。
すると、そこには夫の姿がありました。
「あ……ただいま……早かったんだね」
背を向けている夫に、そう声をかけたのでした。
◇ ◇ ◇
子どもにお金をかけることももちろん大事ですが、ママ友と会っておしゃべりをするなど、自分にとっての息抜きの時間も大事ですよね。特に加奈子は、家にはモラハラ発言をする夫がいるので、このママ友たちと過ごす平和な時間が心の支えになっていたのかもしれません。家にいても心が休まらないのは、本当にしんどいですよね……。
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