ある日、加奈子が息子の習い事の月謝が2千円上がることを伝えると、「げっ、2千円も値上がり!?」と驚いた夫。しかし、すぐに冷静になると「お前のお小遣いを減らして帳消しだな」と言ってきたのです。
思わず「えっ!?」と声をあげた加奈子。すると、夫は「生産性のないママ友のお茶会を1回我慢すればいいだけ」と言ってきて……?
「私にとって大事な時間なの」妻が主張すると、夫は…?
「私にとって大事な息抜きの時間なの……!
圭くんだって飲み会行ってるし、
私だってそのくらいいいじゃない……!」
加奈子が反論すると、驚いた表情を浮かべる夫。
「会社の飲み会を息抜きだと思ってるの?
あれは仕事の延長だから、
楽しくもなんともないんだよ?」
会社の飲み会はビジネスだからと、
夫は完全に割り切っていたのです。
さらに、飲み会の代金は1円も支払っていないと、
ドヤ顔で報告。
「逆に聞くけど、なんでそんなに
自分のことにお金を使えるの?」
「少しでもお金があったら、
想太に使ってあげたいと思わない?」
加奈子が黙っていると、責め立てるように
そう問われてしまうのでした。
◇ ◇ ◇
できるだけ息子にお金をかけてあげたいと考える夫と、少しくらいは自分の楽しみや自分自身に対してもお金を使いたいと考える加奈子。これは価値観の問題なので、どちらが正解というのはないと思います。ただ、自分にお金を使う=息子への愛情が薄いという訳ではないと思うのですが……。夫的には加奈子のお金の使い道に対して、納得がいかなかったのかもしれないですね。
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