こんにちは。ママライターの田中由惟です。お店屋さんや戦いごっこなど、わが子も「ごっこ遊び」が大好きです。しかし、子どもの相手をするとなると、どうやって遊べばいいのか分からないことも。今回は、わが家の体験を交え、ごっこ遊びが盛り上がる3つのコツをご紹介します。
恥じらいを捨て、ノリノリで応じる!
息子が2歳ごろ、戦隊ものに夢中でした。まだ手加減を知らない息子は、体当たりで私に向かってきます。本気で痛いこともあり、どう相手していいか分かりませんでした。
遊びを盛り上げるには、やはりママ自身の心の余裕が必要。そこで覚悟を決め、敵になりきって遊んでみることにしました。「今度は負けないぞ!」と誘うと、息子は大張り切り。誰かに見られたら恥ずかしいぐらいノリノリで応じると、すごく盛り上がりました。
シチュエーションチェンジで盛り上げる
息子も娘も大好きなお買い物ごっこ。おもちゃの食べ物を並べ、スーパーをイメージしているようです。ところが、毎回同じシチュエーションです。これだとマンネリ化して遊びが発展しません。
そこで「今日はコンビニ屋さんしようか」と子どもたちに提案してみました。食べ物以外に雑誌やおもちゃなど、新しいアイテムも投入。すると言葉のやりとりが増え、遊びが広がりました。
役割を交代する楽しさを教えてみる
買い物ごっこの際、いつも私がお客さんでした。たまには役割を交代してみるのも楽しいのでは?と思い、「今日はママがお店屋さんになっていい?」とわが子に提案。ところが、わが子は拒否します。子どもって大好きな役を何回もやりたがりますよね。
そこで、満足するまで遊ばせたあと、もう一度交代を提案すると受け入れてくれました。初めて違う役を経験するわが子。今までとは違った楽しさがあったようで、夢中になっていました。
お世話ごっこは終わったはずなのに、夕飯時にぬいぐるみと一緒に食べようとしたこともありました。ごっこ遊びと日常の世界の境目が曖昧になっていたんです。「ごっこ遊びは終わったよ」と区切りを教えていくことも大切だと感じました。(TEXT:ママライター田中由惟)