リカさんの強烈な反応に、驚くはなさん。「つむぎのためにも、リカさんと仲良くしたい」という思いがあるものの、あからさまに嫌がっていたことを思うと、はなさんはモヤモヤとした気持ちに。
その日の夜、リカさんが突然訪ねて来ました。「今日サラにおやつあげたわよね!? おなかいっぱいで、夜ごはん食べなかったんだけど!」と、すごい剣幕でまくし立てるリカさん。はなさんの謝罪の言葉を遮り、「あのねぇ、そんなのじゃ困るんだけど! 人には生活リズムってものがあるでしょ!!」と怒りをぶつけてきました。
ブチ切れられた数日後、態度が急変…!?
「なんか腹立つけど、子どもたちは仲良くしてることだし……」
突然、理不尽な理由で怒鳴られ、納得のいかないはなさんですが、わが子のためにも「本当にごめんなさい」と頭を下げました。
「しっかりしてよね!! もう遅いし帰るけど、よーーーく反省しておくように!」
そんな言葉を残し、帰って行ったリカさん。
どっと疲れが出たはなさんですが、つむぎちゃんには心配かけまいと、平静を装うのでした。
数日後、玄関先でリカさん親子と遭遇。
「わー、つむちゃんのしゃぼん玉かわいー! サラと一緒に遊んでくれる?」
つむぎちゃんに笑顔で話しかけ、はなさんに世間話をしてくるリカさんの様子に、「あれ? この前あんなに怒ってたのに……」と、不思議に思うはなさん。
「今日は普通に話しかけてくれるんだ。あの日は、機嫌が悪かっただけなのかな?」
釈然としないはなさんですが、ひとまずリカさんの話に付き合うのでした。
数日前は怒り狂っていたものの、何事もなかったかのようにはなさんに話しかけたリカさん。はなさんの言うように、その日は機嫌が悪かっただけなのか、切り替えが早いのか……。不思議に思いますが、「わが子のためにも、できればリカさんと仲良くしたい」と思っていたはなさんにとっては、よかったのかもしれませんね。
誰しも多かれ少なかれ、“機嫌が悪い日”はあるのではないでしょうか。ご近所のママ友を怒鳴りつけるまではいかないものの、「機嫌が悪くてこんなことをしてしまい、後悔した」なんて経験、皆さんはありますか?