こんにちは。ママライターの伊川遥です。私が体験した乳腺炎のおもな症状は、発熱、おっぱいが赤く腫れる、シコリができて授乳してもほぐれない、母乳を赤ちゃんが飲んでくれないというものでした。今回は、私を悩ませた乳腺炎の症状と対処法をご紹介します。
乳房のシコリや発熱など困った症状
乳腺炎で高熱を出すときは、前段階に乳房にシコリができて授乳後もシコリが残ってしまう、という症状がありました。
吸わせる角度を変えたり、飲んでいる間もずっとシコリを軽く指で押してなるべく赤ちゃんに吸ってもらうようにしましたが、それでもシコリによる詰まりが解消されないと翌日には高熱が出ました。このシコリの段階で授乳回数を増やし詰まり解消ができれば、熱は出ませんでした。
乳腺炎は授乳しても激痛!
乳腺炎は発熱することが多かったですが、熱はなくても乳管が詰まることによって乳房が真っ赤に腫れてしまい、授乳するたびに激痛!しかも、詰まっているおっぱいは出が悪く、赤ちゃんが乳首を噛んだりして二重苦でした。
出の悪いおっぱいは赤ちゃんにとって、「かちかちのマックシェイクを細いストローで吸うようなもの」というたとえ話を聞き、「そりゃ怒って乳首噛むよね。出ないもんね……」と納得しました。
乳腺炎の対処法は食事とマッサージ
おっぱいが詰まったときは、ほうれん草や小松菜、ニラ、ケール、チンゲンサイなど青菜を食べると解消されることが多かったです。助産師さんにすすめられた、ごぼうの梅煮も常備菜にしていました。
乳房が赤く晴れてしまったら保冷剤で冷やすと楽になります。それでも解消されないときはやはり「おっぱいマッサージ」。堤式の施術は痛みが少なく、詰まった古い母乳をとても上手に出してくれるので何度も助けられました。
授乳中は規則正しい生活が大切なことは、頭で分かっていても教科書通りにはいかない日もあります。自分なりの乳腺炎対処法を見つけて、うまく授乳期を乗り切ってくださいね!(TEXT:ママライター伊川遥)
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。