ようやく気づいた彼の本性。まさこが下した決断は…
社長になれると信じて起業塾(マルチ商法)にのめり込み、入会金のローンを払い続けているたかお。たかおの借金が心配になったまさこは「マルチ商法に騙されているのなら警察に相談しようよ」と提案しますが、たかおは「マルチ商法って違法じゃないんだよ? 警察に相談なんてやめてくれよ」と、自分自身も手を染めているグレーな勧誘は違法ではないと開き直ります。
再三の忠告にも耳を貸さず、暴走し続けるたかおに失望したまさこは、どこか吹っ切れた表情をして「あのさ、たかおは将来結婚したいって思ってるの? あたしは結婚願望あるんだけど」と尋ねます。すると、彼の返答は……。
入会金のローンの支払いが厳しくなってきて、真っ暗な部屋で1日を過ごすほど生活も苦しい状況になっているのに、まさこの忠告もまるで聞き入れず、怪しいマルチ商法をやめようとしないたかお。「もう……何を言ってもたかおの暴走は止まらないんだな」と失望したまさこは、彼が自分のことをどう思っているのか最後に知りたくて、2人の将来についてどう考えているのか彼に尋ねてみました。
「もちろん、まさことはずっと一緒にいたいよ。メシ作ってほしいし体の相性だっていいしな」
本人いわく“半ばプロポーズ”だというたかおの言葉でしたが、まさこはそれを聞いて心底ガッカリしてしまいます。彼の本性にもっと早く気づくべきだった……そう思ったまさこは、たかおにこう伝えました。
「別れよっか、わたしたち」
想像していなかったまさこの言葉に、動揺するたかお。でも、まさこの意思は揺らぎませんでした。
ずっと一緒にいたい理由が「メシ作ってほしいし体の相性だっていいから」なんて、悲しいですよね。せめて、もっとまさこの内面的な部分に触れて欲しかったです。でも、このまま一緒にいても、たかおの起業活動に振り回されて心身ともに疲れてしまいそうですし、彼の言葉をきっかけに、まさこが別れを決断できたのは良かったのかもしれませんね。
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作画:星川
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