慌ただしい妊娠生活を送っていたある日、突然の異変が…
次女・むっちゃんが私のおなかにやってきたのは、長女・まーちゃんが1歳3カ月のとき。
まーちゃんのイヤイヤ期とつわりが重なり、とても大変だった私は、1日のほとんどをソファで過ごしていました。
出血はとりあえず赤く見えたので、私は「赤いです」と答えました。
妊娠11週6日になったころ、出血するのを感じたはさみさん。大慌てでかかりつけの産婦人科に連絡をし、病院へ。
診察の結果は「絨毛膜下血腫(じゅうもうまくかけっしゅ)」とのこと。妊娠初期や中期に見られる、胎嚢のまわりに血液が溜まった状態ということでした。
安静にしていれば治まることも多いようで、はさみさんも止血剤を使用しての経過観察をすることに。
先生の言う通り、止血剤の服用から2~3日で出血は一旦ストップ。ところがその4週間後、再びの出血。はさみさんはまたもや病院に行くことになるのでした。
原因はさまざまでも、はさみさんのように、妊娠初期に出血してしまう妊婦さんも少なくないのだとか。ですが、妊娠中に出血してしまうとどうしても心配になってしまいますよね……。
加えて、つわりなどの体調不良に悩まされているタイミングであれば、さらに不安になってしまうこともあるかもしれません。
そんなときは不安なことや心配なことは医師や助産師さんなどに遠慮せず相談してみるといいかもしれませんね。
監修/助産師 松田玲子