緊張で体がこわばる集団行動
平日は仕事が休めず、今回は県の免許試験センターへ行ってきました。日曜日ということもあり多くの人で賑わっていましたが、係員の方のテキパキとした誘導で比較的スムーズに進みます。ただ、かなりの時短を求められているようで、列に並ぶ際には「古い免許所とはがきを右手に持つように」とか「お金を準備してこの列に並ぶように」などの指示があちこちで飛び交っていました。
聞き間違えないように、勘違いしないようにと指示を聞きながら、受付で会計を済ませ、書類を記入し、視力検査へと進んでいきます。何げない行動のように感じますが、大きな声で指示が飛び交っている中では「間違えたら大変!」と自分にプレッシャーを掛けてしまい、とても緊張しました。周りの人の動きを確認しながら、自分もなんとかそれに合わせながら進んでいきます。
あれ!?見えない…恐怖の視力検査
視力検査には1〜8の番号が振られたブースがあり、私は8番に通されました。目が悪くなった自覚はあるものの、元の免許証には眼鏡等の条件は付いていないため、まずは裸眼で挑むことにします。機械をのぞき込むとCの形に似た記号のランドルト環が表示されたのですが、ものすごく小さくて切れている部分が見当たらず、〇にしか見えません。
「わかりません」と言うと、検査官が「うーん」と言い「これは?」と次のランドルト環を出します。私はかろうじて左側に切れ目があるように見えたので「左」と答えました。「じゃ次はこれ」。そんなやり取りが何度か続きましたが、はっきりと見えるものはなく、ぼんやりと切れ目があるように見えるほうを選んで答えます。
「うーん。今回は両目でギリギリだけど……次回は眼鏡を持ってきたほうが良いですよ。運転も十分気を付けて」。そう言って合格にはなりました。見にくくなった自覚はあったのですが、まさか両目でギリギリ0.7程度まで悪くなっているとは思いませんでした。
シワを伸ばして口角上げて写真撮影
次に古い免許証の写真と本人が一致しているか、目視の検査をされながら「コンタクトレンズは着けていない?」と確認されたりして写真撮影になりました。並んでいる間に身だしなみを整えはできるものの、あまり時間はなく流れるように撮影台の前に通されました。
マスクを外して、カメラのレンズに写る自分の姿を見ながら、口角を上げてシワを伸ばして……と調整しているうちにあっという間に撮影は終了です。「まだ顔を整えてる途中だったのに……」と思っても後の祭り。そのまま免許証ができ上がるまで講習を受け、免許証を受け取って帰宅しました。
まとめ
運転免許証の更新に行って、スーパーやコンビニのレジ周りでもたついてしまう年配の方の気持ちが痛いほどわかりました。周囲の目を気にして「間違えてはいけない」と自分にプレッシャーを掛けてしまうのは「迷惑を掛けないように」と思う気持ちからなのだと体感しました。また、自分でも感じていた視力の低下は想像以上に進んでいて、視力検査を含めて眼科を受診してみようと思いました。
でき上がった免許証はまずまずの写真写りでホッとしましたが、これから5年の間にこれ以上老けないよう自分自身への戒めとしても活用していこうと心に決めました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
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著者:くらげ
23歳社会人、専門2年、高2の娘を持つシングルマザー。本業の他に収入を増やそうと始めたWEBライターだが、時間の使い方がつかめず悪戦苦闘している。【自由と安定】を求めて絶賛精進中。