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これって過保護すぎ?過保護は子どもによくないって本当?

赤ちゃんに対してなんでもしてあげすぎる「過保護」についてお伝えします。そもそも過保護とはどのくらい保護することなのでしょうか。赤ちゃんが泣いたら「かわいそう」とすぐに抱っこをする。お出かけの際、「寒いかも」と着せ過ぎてしまう。病気の感染が気になり外出をしない。「ケガをしたら危ないから」と遊具で遊ばせない。必要がなくてもほしがると与えてしまう。などは過保護すぎかもしれません。赤ちゃんにとってためになるかを考えてみてくださいね。

赤ちゃんとママのイメージ

 

こんにちは。日本コミュニケーション育児協会の珠里です。先日、「子どもになんでも手助けしすぎてしまっているような気がするんです。もしかして過保護かな?と思っているんですが、どういうことが過保護なのか、過保護だといけないのかがあまり分かっていないんですよね」というママの言葉を聞きました。

 

その言葉に、その場にいたママたちが大きく頷かれていて、私も「そうよね~」と頷きました。そこで今回は「過保護」についてお伝えいたしますね。

 

そもそも「過保護」って?

「過保護にし過ぎると、わがままになるのでは?」と不安を感じているママは多くいらっしゃるようですね。では過保護とはいったいどういうことなのでしょうか?

 

「デジタル大辞泉」によると、「過保護とは:子供などに必要以上の保護を与えること。また、そのようにされること。また、そのさま」とされていますが、必要以上ってどこまでが必要でどこからが必要以上なのかの境界線が分からなくなってしまいますよね。

 

どんなことが「過保護」?

たとえば、赤ちゃんが泣いたら「かわいそう」とすぐに抱っこをする、お出かけの際に「寒いかも」と着せ過ぎてしまう、病気の感染が気になり外出をしない、「ケガをしたら危ないから」と遊具で遊ばせない、必要がなくてもほしがると与えてしまう、などがあげられます。

 

お子さんを大切に思うからこその行動だということはよくわかります。 ですが、赤ちゃんが泣いているのには、おなかが空いた、おむつが気持ち悪い、眠いといるように理由があります。また、手を握ったり、トントンしたりしながら話しかけるだけで満足というときもあります。

 

着せすぎは、暑すぎてのどが渇いたり、汗をかきすぎてあせもができてしまったり、ということもあります。また、子どもは外出し、いろいろなことに興味を持ち、それらを少しずつ体験することで学びます。「心配だから」「危ないから」と「外出しない」「遊ばせない」のではなく、ぜひ外出して、いろいろなことを学ばさせてあげてくださいね。

 

「過保護」はなんでいけないの?

過保護にし過ぎるということは、お子さんとのコミュニケーションを怠ってしまったり、成長を妨げてしまったりという行動になってしまい兼ねないということなのです。

 

もちろん、お子さんには親の保護が必要です。ですので「かわいそう」「心配で」という気持ちよりも、その行動が本当にお子さんのためになるかをよく考えて行動するように心がけてくださいね。そうすることで、「過保護かも?」と不安になってしまうことは自然と減り、ママ自身の気持ちも軽くなります。

 


日本コミュニケーション育児協会(JCCRA)理事、トイレトレーニングアドバイザー®養成トレーナー、「子育てをもっとハッピーに!」をモットーに5人の子育ての経験を活かして、トイレトレーニングアドバイザー®として活動。その他「子どもの心と体に触れるコミュニケーション子育て」を発信しています。

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