K君ママは反省どころか、まったく気にしていない様子。周囲からの注意を受けても「貸して」と続けたK君親子は……。
許せない!もう二度と関わりたくないママ友
K君ママは次第に、「貸して」と言ってもどのママからも断られるようになります。周囲の冷たい反応が続き、すっかり大人しくなったK君ママ。息子はそのまま幼稚園を卒園、主人公は無事K君親子から離れることができました。
のちに、K君親子と同じ小学校のママ友に話を聞くと、K君ママは今も大人しくしているとのこと。口癖のように発していた「貸して」という言葉も、まったく言わなくなったようです。
度が過ぎるほど人にものを借りていた理由は、どうやら妊娠をきっかけに仕事を辞めなければならず、お金が減る恐怖心があったのだとか……。タダで使える物に執着し、周囲から孤立したK君ママ。お金以外の大切なものを、手放す結果になってしまったのでした。
K君ママは、目先の欲に囚われて、友人を失ってしまいました。経済的に厳しいとはいえ、「借りる」と称して人のものを自分勝手に使うのは、許されることではないでしょう。
何より可哀想なのは、そんなママを見て育つK君です。同じ幼稚園だったママたちは災難でしたが、K君のためにも、K君ママにはこれを機に反省して、同じ過ちを起こさないようにしてほしいもらいたいですね。
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