ナナちゃんママの問いかけに、ジロウ君ママは、しばらく黙り込んでしまいました。思うところがあったようです。「子どもは大事だよ……。でも、1人ぼっちはみじめじゃない?」と言う、ジロウ君ママ。「それは、ジロウ君ママがそう思っているから、そう見えるんじゃないかな?」とだけ言い、ナナちゃんママは去って行き……。
さようなら
その場に、立ち尽くすジロウ君ママに、ジロウ君が声をかけます。
その後、時々、視線は送りますが、ジロウ君ママはナナちゃんママに話しかけなくなりました。
ろくちゃんママには、心配をかけたことだけは謝り、詳しいやり取りは話しませんでした。引き続き、ちょうど良い距離感の関係が続いています。
ろくちゃんママは、友達が多いので、1人でいることが多いナナちゃんママですが、みじめだとは感じたことはありません。
「子どもが元気で笑ってくれていればそれでいい」とナナちゃんママは思います。
悩まされていた、ジロウ君ママと、きっぱり縁が切ることができて良かったですね。子どもとの時間を大切にしたいと言うナナちゃんママの考え方も素敵です。「まるでストーカー!?執着ママ」は、これで終わりです。