上司にだまされサービスエリアで置き去りに！？ 社員旅行中に助けを求めた相手はまさかの！

 

ツルエは若い社員にしつこく嫌がらせをしていたことから、周りには逆らうと面倒なお局様だと思われていました。ツルエからの嫌がらせによって退職する社員は後を絶たず……パニ夫は社員のサポートとツルエの動向を探るように命じられました。

 

異動してからすぐに仕事で成果を上げたパニ夫は、ツルエのターゲットに。仕事の成果を横取りされてしまうようになりました。

 

しかし、そんなツルエのターゲットにならなかった社員が1人だけいました。パニ夫と同日に入社したキナトは容姿端麗で仕事もできたため、ツルエのお気に入りになったのです。

 

そんなある日、社長から商談を任されたパニ夫。相手は大企業ということもあり、社長は優秀なパニ夫に大事な商談を任せたいと思っていたようでした。

 

ですがそれを快く思わない人物が1人。ツルエはパニ夫の手柄を横取りして評価を上げたいがために、商談に着いて来てしまったのです。

 

当然、ツルエに商談なんかができるはずもなく……「ここからはパニ夫さんと2人でお話しますから、あなたはお帰り下さい」と言われてしまいました。

 

商談後、以前にも増してツルエから嫌がらせをされるようになってしまったパニ夫。

 

そんなとき、職場で社員旅行へ行くことに。ツルエと一緒に旅行なんて……と思う人もいたようですが、後から文句を言われたりするのはもっと嫌だということで社員のほとんどが参加することになりました。

 

旅行先へ向かうバスの中、お気に入りのキナトにべったりなツルエ。一方パニ夫は、普段サポートしている部下と話をして楽しんでいました。

 

休憩のためにバスはサービスエリアに停車し、15分間の自由時間が設けられました。サービスエリアのお土産売り場で娘のパニ子が好きなプリンを見つけたパニ夫がレジに並んでいると……ツルエが「こんなところで何してるのww？」と話しかけてきました。

 

そしてパニ夫に「あ、そうだ。バスの出発時間、15分じゃなくて25分後の間違いだったんだって～！」と言い、その場を去って行きました。

 

レジには長蛇の列ができていたため時間に間に合うか不安だったものの、25分も休憩時間があれば間に合うだろうとパニ夫はひと安心。

 

会計を終え、トイレを済ませてから駐車場に戻ると、バスはこつ然と姿を消していたのです！！

 

スマホを見ると、ツルエから「商談で上司を立てられない無能は走って帰ってきなw！」というメッセージが届いていました。ツルエは部下に対し「パニ夫さんが具合が悪くなって、ここでバスを降りて帰ると言っていた」と話をしていたようで、部下からはパニ夫の体調を心配するメッセージが届いていました。

 

深いため息をつきながら、パニ夫は妻であるパニ母に連絡。事情を話して迎えに来てもらうことにしました。

 

迎えに来たパニ母とともにパニ夫は宿泊予定だった旅館へ向かいました。すると「キナト君、あとでマッサージしてぇ～んっ♡」と甘えた様子のツルエを発見！

 

ツルエはパニ夫がこの場にいることに驚きを隠せない様子でした。しかもパニ夫の後ろにはバイクに乗った女性が大勢……！

 

実はパニ母は元ヤンキーだったのです！ 尊敬するパニ母の夫がひどい目に遭っていると聞き、若いヤンキーの子たちが集まったようでした。

 

その後、ヤンキーにこてんぱんにされたツルエ。しかも社員旅行明けの出勤時に解雇を言い渡されてしまいました。

 

パニ夫と同日に入社したキナトの正体は社内調査員。

 

会社を辞めた社員たちが、ツルエに嫌がらせを受けていたと報告してきたそうなのだが、証拠がなくて会社側も具体的な行動を起こせずにいたのだそう。ツルエの親戚である専務も部下いびりに対して注意したようだが、本人はやってないの一点張り……。

 

しかしキナトによって証拠が集まり、ツルエを解雇するに至ったのです。

 

その後、ツルエがいなくなった平和な会社でパニ夫は部下のサポートを続けているのだそうです。

 

部下への嫌がらせが原因で職を失ったツルエ。自分が優位に立ちたいという気持ちがあったのかもしれませんが、相手が会社を辞めるまで追い込んでしまうことは許されませんよね。