「5万ごときで大口たたくな！」10年間仕送りし続けたのに…図々しい義両親への仕送りをやめた結果！

 

仕事柄、土日が休みのパニ子。しかし、工場勤務の祐樹は休みが不定期でした。この日もパニ子はパニ美と2人で過ごしていたのですが……そこに義両親が襲来！

 

玄関に入るなり「玄関が散らかってるんじゃないの？」とあいさつよりも先に文句。そして「あなたって本当にww何て言うかズボラなのね～」「そうだぞ～！ 最低限の家事くらいしっかりしろ！」と言われる始末でした。

 

パニ美に対しても「ほ～んと！ 息子に似ていてよかったわ～。誰かさんに似ちゃったらって心配してたのよぉ～w」と言うのです。ですが、パニ美は周囲からパニ子に似ていると言われることが多く、義両親は「私ね、ママに似てよかったって思ってるんだぁ～」と反撃されていました。

 

このままではよくないと思ったパニ子は、義両親のことを祐樹に相談することにしました。祐樹は「俺が親孝行したいなんて言ったから調子に乗ってるんだと思う」と義両親の非をわびました。

 

そして月5万円の仕送りを増やして欲しいと言われていることをパニ子に告げました。年金や退職金もあるのにどうして仕送りの増額が必要なのか、パニ子は不思議でたまりませんでした。

 

祐樹は仕事へ、パニ美は友だちの家に遊びに行き、ひとりの休日を満喫していたパニ子。そんなとき、ピンポーンと悪魔のチャイム音が……。

 

またもや義両親がやって来たのです！ そして「今日も昼食よろしく～」「ビールビール、ビール冷えてんだろうなぁ？」と言いながらズカズカと家に上がり込んできました。

 

わがもの顔で家を荒らされ、パニ子はもう我慢の限界！！ ついに「もういいかげんにしてください！ 迷惑です！ いくら息子の家だからって、常識外れもいいとこですよ！！」と激怒！

 

そんなパニ子に対し生意気だと言う義両親。しかも義父は「大体な！ もっと親に感謝して金を貢ぐもんだろう？」とあり得ない発言をしてきたのです。

 

毎月5万円も仕送りしているのに？ と衝撃を受けているパニ子に「5万程度で厚かましいwそれっぽっちで何を偉そうにw」と義母は鼻で笑いながら追い打ちをかけました。

 

そして義両親は5万円程度じゃもらっても生活は何も変わらないと言いました。その発言にピンときたパニ子は、そうですかと言いながら家を出て行く義両親を見送りました。

 

その日以来、パニ子は義両親が来そうなときは出かけるようにして、なるべく義両親と顔を合わせなくていいように過ごしていました。義両親からは何やらたくさん連絡が来ていたようですがすべて無視！

 

そんな日々が続いたある日、家族3人で休日を過ごしていると義両親がやって来ました。

 

パニ子がドアを開けるなり「ちょ……どういうことなのよぉ！！ あんた、どうしてくれんのよ！」と騒ぎだす義母！ どうしたのかと聞けば、昨日から家の電気が点かないのだとか。

 

義両親の電気代は、パニ子が仕送りをしていた口座から引き落とされていたのだそう。パニ子は「5万円くらいじゃもらわなくても生活は変わらない」という義両親の言葉を聞き、変わらないのであれば仕送りしなくてもいいと判断していたのです！

 

お金を要求する義両親でしたが、パニ子は「私みたいな生意気なやつからもらう小銭なんていらないんですよね？」とバッサリひと言。

 

仕送りだけではなく、年金や退職金も使ってぜいたくをしていた義両親に財産はほとんど残っていませんでした。生活が苦しいからと聞いて、自分やパニ子のお金を渡していたのに実はぜいたくをしていたと知った祐樹は顔を真っ赤にして「いいかげんにしろ！」と怒鳴ったのです！

 

そして「こんなに支えてくれる妻をないがしろにして、金のことでしか連絡してこない親はもう面倒見きれない！ 縁切りだ！ お前らなんてもうどうにでもなれ！」と言い、義両親を追い出しました。

 

その後、義両親は借金まみれになってしまったのだそうです。

 

仕送りをしてもらっていたにもかかわらず、パニ子に横柄な態度で接していた義両親。しかもぜいたくをしているのに生活が苦しいなんて……自業自得ですね。助け合う気持ちは大切ですが、うそをつくことはよくないですよね。