こんにちは。ママライターの里川まちこです。子どもが体調不良のとき、頭を悩ますことのひとつが薬の服用です。かかりつけの小児科の先生に相談したところ、いい方法をいくつか教えてもらい、それによって薬の悩みが解消されました。今回は、そんな子どもの「飲んでくれない」がなくなった体験談をご紹介します!
赤ちゃんにはお薬団子!
粉薬の飲ませ方のひとつが、お薬団子。スポイトなどで水を1~2滴たらし、指でこねます。団子といっても練った状態ですが、これを子どもの頬っぺたの裏側にぬり、その後でミルクや母乳を与えれば赤ちゃんは飲み込んでくれます。
ミルクなどに混ぜて薬を与えてしまうと、赤ちゃんがミルクの味が変わったと思い、ミルクを飲んでくれなくなるということも。この方法にするとその心配もなくなるのだそうです。
月齢が進んだら、ネクター(ジュース)に混ぜる
味が濃くとろりとした触感のネクターは、薬を混ぜても気付きにくいジュースです。月齢がある程度すすんだ赤ちゃんであれば活用してみてください。わが家では1歳過ぎに試したところ、いやがることなく飲んでくれました。
ただし、もともと甘く味付けされ、希釈されていないシロップ薬などだと、やや気付きやすいようです。また、薬を隠すために大量に混ぜてしまうと、飲みきれないこともあります。薬を何かに混ぜるときは少量にしておくと、飲み残しもあまりださずに済みますよ!
少量の水に溶かして氷にする
粉薬なら少量の水に溶かし、製氷機などで一回分の量ごとに凍らせておきます。子どもは氷が大好きなので、大抵これを口に含ませると薬だと思わずによろこんでくれます。
のどに詰まらせてしまわないよう、口に入れるときには小さくしてあげるのがポイントです。シロップ薬でももちろんできますが、シャーベット状になります。
この方法で試す場合は、処方してもらうときに必ず凍らせても成分が変わらないか、確認しておきましょう。わが家では生後10カ月ごろからこの方法で飲ませています。
それだけで気持ちが疲れてしまう、赤ちゃんの体調不良。薬を飲ませるストレスを軽減させるためにも、わが子に合う薬の飲ませ方を見つけられるといいですね。(TEXT:ママライター里川まちこ)