大学進学を機に、実家から離れることを決めたミズキちゃん。ある日、その理由をライコミさんだけに話してくれました。これまで、自分はダメで妹はいいということが日常で、反論する気も起きなかったミズキちゃん。さらに、成長とともに自分の母親の行動に違和感を覚えるようになりました。毎晩ライコミさん宅で夕食を食べているのに、食費を払うどころか「ライコミちゃんは家族だから、食費は必要ない」と言われてしまい、さらにミズキちゃんの口からはミドリさんの驚きの計画が語られて……!?
「いよいよ本当に家族になれるわよ!」嬉しそうに話す母親を見て絶句…
両親から大学費用の援助は期待できないと思ったミズキちゃんは、奨学金を申請しました。しかし、その奨学金の金額を知ったミドリさんは、半分を家に入れるようにミズキちゃんに言いました。
それでは自分の生活が成り立たないと抵抗すると、「いいこと考えた!」と言って、ミズキちゃんが志望する大学の隣の市に住んでいるライコミさんの息子シロウの部屋に住めばいいと提案されます。
「いよいよ本当に家族になれるわよ!」
うれしそうな母親の姿を見ながら、ミズキちゃんは絶句。もちろん、ライコミさんはそんな話は聞かされておらず、想像を超える暴走ぶりに引いてしまうのでした。
ミドリさんが言っていた「本当の家族」の意味が判明しましたが、同時にゾッとしてしまいそうです。長女だからという理由だけで、進路だけでなく結婚相手まで決められてしまうのはあまりにも理不尽ですよね。親の都合ではなく、子どもの意思を尊重する話し合いができるといいですね。
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