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「早くしないと!」父の焦る気持ちが事故に…横着が招いた結果とは #踏み間違い事故のリアル 7

「踏み間違い事故のリアル」第7話。高齢者ドライバーとなった親の運転について悩む、むらいひとみさんの体験談です。高齢になり危ない運転をすることが増え、車庫入れの際に車をぶつけてしまうこともあったというむらいさんの父親。ある日、踏み間違い事故を起こしてしまった上に、免許証まで不携帯だったことが発覚。それだけではなく、さらに問題が発生したのです!

ショッピングモールで踏み間違い事故を起こしてしまったむらいさんの父親。幸いけが人はいませんでしたが、あと一歩間違えれば人命に関わっていたところでした。

 

警察が到着し事情を聞かれたところ、むらいさんの父親は免許証を家に忘れてしまったことに気付きました。むらいさんに免許証を持って来てもらい、事なきを得たものの、まだまだ問題は山積みでした。

 

さらに問題が発生する

#踏み間違い事故のリアル7

 

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この日は私の両親が息子を連れてショッピングモールに買い物へ出かけていました。

 

父の運転が危なっかしいものだったので母が運転する予定だったのですが、息子がぐずってしまい、母は車から離れました。事情があったとはいえ、免許証不携帯のまま運転していた父に被害者家族や現場に駆け付けた警察官はあきれた様子……。

 

父は私に電話して自分の免許証を持ってきてもらおうとしましたが、今度は携帯電話の電池不足! 被害者の女性は、ほとほとあきれながらも携帯を貸してくれましたが、私の電話番号がわからない始末。

 

家の電話番号は覚えていたので、父は家に電話をかけました。

 

私は家にいたので「免許証を持ってきてほしい」という父からの電話を取ることができましたが、もし家にいなかったらどうなっていたのかわかりません。

 

そして現場では、警察による事情聴取が始まりました。

 

父が警察にどんな状況か説明している最中に、免許証を持った私が到着。父に「一緒にいようか? 」と聞くも「大丈夫、大丈夫」と言う父。

 

父の「大丈夫」という言葉を信じて帰宅。息子を連れて帰って来てくれた母とお互いに何があったのか状況を整理していました。

 

するとまたもや父から電話が。今度は「車の保険の電話番号わかる?」という内容でした。

 

やはりあのとき父の「大丈夫」という言葉をうのみにせず、一緒にいればよかったと思いました。

 

 

警察への説明から、徐々に明るみになった事故の様子。赤ちゃんが泣き止まず焦っていたとはいえ、父親に運転を変わるべきではなかったのかもしれませんね。ドライバー本人や同乗者の「少しなら……」「これくらいなら……」という判断が、結果的に大きな事故へとつながる可能性もあります。運転時にはどんなことがあっても、細心の注意を払うことを心がけていきたいですね。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターむらいひとみ

    タイが大好きで、幼い頃に住んでいたタイの思い出漫画をインスタグラムとブログにて掲載しています。お笑い番組を見るのが好きです。いつかTV番組「SASUKE」に出てみたい。

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