背中スイッチがなかなか攻略できず、抱っこをしていないと泣いてしまうゆらちゃん。そのためゆのさんは、1日のうちほとんどの時間をソファで過ごしていました。
しかし、このままでは、自分にもゆらちゃんのためにもならない!と思ったゆのさんは、スマホでリサーチを開始。そこである情報を発見したのです!
検索魔になった結果、あるトレーニング試すことに
※誤)擬い → 正)疑い
※ソファで抱っこしたままママが寝てしまうと、ソファから赤ちゃんが落ちてしまう危険があります。ママが添い寝をしながら赤ちゃんに授乳する「添い乳」などにして、赤ちゃんの安全を確保しましょう。ただし、添い乳の場合は、ママが眠ってしまうと赤ちゃんに覆いかぶさってしまったり、鼻を圧迫したりする危険もあるので、注意しておこなってください。万が一眠ってしまいそうと思ったらおっぱいから赤ちゃんの口を離し、授乳をやめましょう。
※誤)擬い → 正)疑い
ゆのさんがソファ住人となってしまったのは、2つの理由がありました。
1つ目は、大泣きが怖く泣かせたくないという気持ちが大きくなってしまったから。
ゆらちゃんは、生まれたときに呼吸発作と低体重が原因で保育器の中で過ごしていました。その後無事に退院。退院したときは「やっと一緒にいられる!」とうれしくてたまらなかったゆのさん。しかし、すぐに育児の大変さを知ることに……。
おむつを替えるときに泣かれたり、授乳のときにうまくくわえさえられず泣かれたり。特に夜の寝かしつけはひと苦労でした。泣き止むと噂されている音楽をかけても抱っこしても泣き止みません……。顔を赤らめて泣く姿に「どこか痛いの?」「また息止まったりしないよね……」と不安に陥ってしまったのです。
2つ目は、少しでもラクをしたい、休みたいという気持ちが大きかったから。生後1カ月になるころ、大泣きは少しずつ減っているものの、授乳間隔は1時間ごとでした。
体を休めたかったゆのさんですが、このまま寝落ちしても1時間後には起きてしまう、ベッドに置いても起きてしまったらイチから寝かしつけだし……と、考えた末「このままでもいっか〜」とあきらめてしまったのです。
その結果、ゆのさんはソファから動くことが怖くなり、ソファ住人と化してしまいます。
そんな日々を送っていたゆのさんに体が悲鳴をあげ始めました。このままではダメだ!と思い、ゆらちゃんのねんトレを始めることを決意。
それからスマホでねんトレ方法を検索していると、「ねんトレ前に習慣や環境を整えよう」という情報を発見! 何事もやってみないとわからないよね!と、自分に喝を入れ挑戦してみることにしました。
赤ちゃんが何をやっても泣いてしまうときは、とてもつらい気持ちになりますよね。保育士さん曰く、そういうときは「今は、こういう時期なんだ」と前向きな気持ちを持つとよいそうです。そして、赤ちゃんの泣いている様子や場面をよく観察し、試行錯誤しているうちに、赤ちゃんの気持ちがわかっていくのだそう。つらいときはママひとりで抱えずに周囲に相談して、パパに育休をとってもらう、行政のサービスを利用するなど、ママが少しでも休めることができるといいですね。
監修/助産師 松田玲子
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