義母の行動にモヤモヤ
ある日、新幹線で2時間ほど離れたところに住む義母がわが家に遊びにきました。孫にあたる私たちの子どもの相手をしてくれたのはとても助かったのですが、食後、義母は自分が食べたごはんのお皿を台所に運ぶことなく座ったまま……。
私は「食器を出してくれてもいいのにな……」とすこしモヤモヤてしまいました。
それから、わが家に滞在中の4日間、義母は家事を一切手伝うことなく……。
義実家で謎が解けて…
それから数カ月が経ち、今度は私たち家族が義母の家に泊まりに行くことに。義母の家に行くと、義母は食事の用意、後片づけ、掃除、洗濯など、すべての家事をひとりでテキパキとこなしていました。
「手伝わなきゃ!」と思った私は、義母に「手伝いますよ」と声をかけました。しかし、義母からは「いいわよ、いいわよ。座ってて」という言葉が。さらには、私が声をかけるよりも前に手早く家事を終わらせていました。
割り切って考えるように
私に手伝わせることなく、ひとりで家事をこなす義母の姿を見た私は、義母が「家に泊まりにきた人は来客なので、家事を手伝わせることはしない」という考え方を持っているのだと気がつきました。
一方、私は「家事はひとりでやるのは大変なので、家にきた人にもある程度は手伝ってほしい」と思っていました。
つまり、私と義母は家事に対する考え方が根本的に違っていたのです!
これまで、わが家に訪れても家事を手伝わない義母にモヤッとしてしまった私でしたが、義母と私ではそもそも考え方が違うのだと気づいてからは、「考え方は人それぞれなのだ」と納得できるようになりました。
今では、義母の家で家事をしてもらったら「ありがとうございます」とお礼を言ったり、義母が泊まりにきたときには「家事は私がやればいい」と割り切って考えたりするようになりました。イライラすることがなくなったので、前より気持ちがラクになったと感じています。
著者/nanoka22
イラスト/もふたむ
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