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「結婚した意味ない!」すれ違いでも幸せだった夫。でも妻は不満を抱えていて

楽しいだけでなく、時には大変なこともある結婚生活。自分が正しいと思っていた行動が、知らぬ間に夫婦の亀裂を生んでしまうことも少なくありません。新婚生活で僕が経験したトラブルをお話しします。

「結婚した意味ない!」すれ違いでも幸せだった夫。でも妻は不満を抱えていて

 

新婚早々、仕事一筋の夫

社会人になってから脇目も振らず仕事一辺倒で生きてきた僕にとって、好きな人が隣にいるというだけで幸せでした。

 

早出や残業が多い仕事で、妻が寝ている間に出勤し、帰宅するころにはすでに妻は就寝していることがほとんど。新婚早々この生活リズムはつらいですが、僕は家に帰って妻の寝顔を見られるだけで疲れも吹き飛んでいました。

 

自分が頑張って働くことが妻の幸せに繋がると信じて疑わず、日々仕事に没頭していたのです。

 

しかし、結婚して数カ月が経つとだんだんと妻の様子が変わってきました。最初のころはやさしい笑顔で労いの言葉をくれていたのに、日が経つにつれ笑顔を見せることも少なくなり、会話もほとんどなくなってしまったのです。

 

妻から告げられた不満

妻とは共通の趣味を通じて知り合い、5年間の交際を経て結婚をしました。交際中は小さな喧嘩はあっても、関係にヒビが入るような衝突はありませんでした。それだけに、妻の態度の急変が気になった僕は、休日に話し合う機会を設けました。

 

話し合いの場で妻の口から出てきたのは、「なんのために結婚したのかわからない」という言葉でした。

 

結婚を機に妻は仕事辞めて専業主婦になったので、普段僕以外と会話をすることがほとんどありません。それなのにお互いが起きている時間帯に顔を合わせる機会もなく、食事も1人で食べ、寂しさを感じていたと言うのです。

 

僕は妻が寝ていても顔が見られば幸せでしたが、妻は一緒に食事をして顔を見て話をする、そんな当たり前の生活が望みだったのです。2人で話し合いをしているとき、結婚後こんなに長く妻と話をしたのは今が初めてだと気付きました。

 

問題解決のための選択

これまで妻がどれだけ寂しい思いをしてきたか、家庭のために働いている僕を困らせないように気持ちを我慢してきたかを伝えられ衝撃を受けました。そして、いかに自分よがりなことをしてきたかを知った僕は、生活を変えることにしたのです。

 

とはいえ、早出・残業はマストで、僕だけ勤務時間を減らしてもらうことはできません。やりがいを感じていた仕事だったので悩みましたが、妻との時間を確保するために思い切って退職・転職を決断したのです。

 

生活に影響をすることなので自分1人で決断をせずに、妻にも相談しました。妻は自分のせいで仕事を辞めることが申し分けないと心苦しい様子。そんな妻の顔を見て、「これからも2人で幸せに暮らしていきたいから後悔はないよ」と告げると、泣いて喜んでくれて久しぶりに大好きな笑顔が見れました。

 

 

今回の件でお金を稼ぐことだけが家族を幸せにする手段ではないと気が付きました。転職をしたことで収入は減りましたが、その分、妻と過ごせる時間が増えたので満足です。これからも家庭優先で、妻の笑顔を大切にしていこうと思います。

 

著者/山下鉄郎

 

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