入籍を控えたある日のことです。彼と同棲中の家に1通の手紙が届きました。 「なんだろう?」と思って封を開けると……それは住民税の督促状。詳細を見てみると、延滞料を含め滞納金額は30万近く! びっくりして、彼に「これ、どういうこと?」と問い詰めると、「数年前に元妻と2人暮らしをしていたときに無職の期間があって……。2人とも郵便物をきちんと管理していなかったから、そのときから支払ってないかもしれない」とのこと。
30歳にもなって金銭管理ができないなんて……とガッカリした私は、すぐさま彼の両親に連絡。事情を知った彼の両親は「なんでちゃんとお金の管理ができないのよ」と、怒っているというよりは呆れた様子でした。 最終的には彼の両親にお金を借りて何とか丸く収まりましたが、結婚を控えたタイミングで彼のダメなところがわかり、心底ガッカリしました。
このあとも、彼はゲームに大金を課金しすぎたり、クレジットカードを使いすぎたりと、結婚すると決まってからお金の使い方でボロが出まくり……。結婚した今では、私がしっかり金銭管理して平和に過ごしています。
今思えばそこで別れる選択肢もあったけれど、結婚前から私が彼に精神的に支えられている面もあったので、今後の人生は2人で協力し合って乗り越えようと決めました。今はかわいい息子に恵まれたこともあり、彼と結婚したことに後悔はありませんが、結婚前に相手がしっかり金銭管理ができるか見極めるのは、とても大事だと感じました。
原案/澤田えみさん
作画/霜月いく
※正当な理由がないにもかかわらず、他人への封がなされている信書を開封する勝手に開けると、信書開封罪に問われる可能性があります。
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