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「ない!」友人宅のトイレでパニック!→あることに気づかされて

私は小学3年生のころに初潮を迎えました。小学生時代は生理の知識が乏しかったこともあり、生理に関する失敗をすることが度々あった私。その中でも大人になった今でも申し訳なく思うのが、生理中に友だちの家へ遊びに行ったときのことです。

「ない!」友人宅のトイレでパニック!→あることに気づかされて

 

生理中に友だちの家へ

小学生のとき、お互いの家でよく遊ぶ仲良しの友だちがいました。ある日、初めて生理中にその友だちの家へ遊びに行くことに。私は生理中だということをまったく気にしておらず、替えのナプキンだけを持って行きました。

 

そして友だちの家でトイレを借りて、何も考えずにトイレに置いてあったサニタリーボックスに使用済みナプキンを捨てる……そんなことが何度かあったと思います。

 

サニタリーボックスがない!

ところが、ある生理中に別の友だちの家へ遊びに行ったとき、トイレにサニタリーボックスが置いてありませんでした。「この使用済みナプキンをどうしよう? 持ち帰るべきだよね!?」と思うと同時に、私はハッとしたのです。

 

今まで、当たり前のように友だちの家で使用済みナプキンを捨てていたのはとても失礼なことだったのではないか……と。「汚く思ったんじゃないか。非常識、無礼者だと思われたんじゃないか」と申し訳なく思い、私は激しく後悔。

 

そのときは持ち帰るための袋も何も持っていなかったため、思い悩んで友だちに正直に相談することに。すると「袋を持ってくるから、そこに捨てていって!」と言ってくれたのです。

 

黒いポリ袋に入れて持ち帰る

それからは、生理中に友だちの家へ行くときは黒いポリ袋を持参するようになりました。そこに使用済みナプキンを入れて持ち帰るようにしたのです。かばんにしまうときに臭いが気になってしまうので、消臭効果がある物を選ぶようにしました。

 

また、そのままかばんにしまうのではなく、お気に入りの巾着袋に入れてからしまうように。ふいにかばんの中が見えてしまっても気にならないですし、お気に入りのアイテムがあるだけで気分が上がるかなと思ったのです。

 

 

当時の私は、この一件を母に相談することができませんでした。なんとなく恥ずかしさや怒られるんじゃないかという不安があったのかもしれません。黒いポリ袋を持ち歩くようになったのは、ある友だちが私の家へきたときに同じようにしていたのを見たからでした。

 

できれば初潮を迎える時期に、「黒いポリ袋を持っていたら安心」と、教わっておきたかったなと今でも思います。

 

著者/宮田しほり
イラスト/おんたま
監修/助産師 松田玲子

 

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