父親のが様子がおかしいと感じたむらいさんは、事故現場に向かいました。到着して早々、レッカー車と代車を勘違いしている父親を見て、むらいさんは自分が事故対応することを決めました。
父親に代わって車の保険会社に連絡をし、代車の手配をするむらいさん。その間、被害者の方との間には気まずい空気が流れていました。
父親に代わって事故対応することに
ショッピングモールの駐車場で踏み間違い事故を起こしてしまった父。何度も「大丈夫や」と言い、事故の対応をひとりでしようとしていましたが、まったく大丈夫ではありませんでした。
電話越しに父の様子がおかしいことに気付いたので私が現場に向かったのですが、父は被害者の方から「何回言っても話が通じない」と言われるほどの対応をしており……。
父に代わって事故の対応をすると決めた私は、すぐに車の保険会社に連絡をしました。
代車の手配を頼みましたが、すぐに手配できる車がないということで調べて折り返し電話するということが2回ほど続き、なかなかスムーズに事は運びませんでした。
その間、代車の到着を今か今かと待っている被害者の方との間には気まずい空気が流れていました。
代車の準備が整い、被害者の方に保険会社と話をしてもらうことに。
一時は「どう責任取るつもりや!」と怒鳴っていた男性は意外にも冷静でした。もう1人の被害者である女性はどこか他人事のような感じで話をしていました。
無事に代車の手配が済んだので、被害者の方へも改めて謝罪して解散することに。
私は涙をこらえながら父に「だから言ったじゃん。お父ちゃんの運転は危ないって」と言いました。もう二度とこんな経験はしたくない、と胸が詰まる思いでした。
事故後は、被害者の方や警察とのやり取りに加えて、保険会社への連絡など対応しないといけないことがたくさんあります。初めての事故対応だったむらいさんは、なおさら混乱したことでしょう。しかし精神誠意対応したことで、被害者の方には落ち着いて対応してもらえたようです。事故だけに限らず何かトラブルがあった際には、被害者の方が求めていること、訴えていることを真摯(しんし)に受け止めた上で対応することが大切なのかもしれませんね。
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