食べていないと気が済まなくて
「最近、なんだか食欲が増している気がする」と不思議に思っていると、その数日後に生理がくるというのが私の生理前のパターンです。
生理前は食べていない時間がないというくらい、四六時中なにかを口にしています。朝食を終えたそばからスープを飲み、ヨーグルトを食べ、お菓子を食べていると、あっという間に昼食の時間に……。昼食のあとには、おやつにポテチをひと袋食べ、夜には食べ過ぎでおなかがパンパンに膨れています。
自己嫌悪に…
生理前の私は、空腹なわけでもないのになにか食べていないと気が済みません。食べ過ぎて胃が気持ち悪くても、食べる手が止まらないのです。
そして「この異常な食欲、おかしいな」と思っていると、その数日後に生理がきます。ダイエット中は食欲を我慢して食べないようにしようとしますが、それも数日で挫折……。そして、自己嫌悪に陥ることもありました。
そこで私は、食欲に対する考え方を変えてみることに! 生理前の食欲を“我慢する”のではなく、“受け止めて対策をする”ようにしたのです。
考え方をガラッと変えてみた!
まずは、お菓子があるとつい食べてしまうため、お菓子の買い置きをやめて、代わりにナッツやコーンスープなど、多少食べ過ぎてもマシな物を買うようにしました。
すると、お菓子を食べ過ぎて自己嫌悪になるということがなくなり、生理前の食欲増加でストレスを感じること自体が少なくなったのです!
これまでは、お菓子を食べ過ぎてしまったことよるストレスが原因でさらに食欲が増加していたこともあるのかもしれません。食欲を受け入れて対策をするようになってからは、生理前の激しい食欲がすこし落ち着いた気がします。
今では「生理を乗り越えるための蓄えとして、食欲が増加するのだろう」と食欲の増加を重く考えず、気楽に考えられるようになりました。無理に食べないようにしていたときや、暴食する自分を責めていたときよりも、生理前をおだやかに過ごすことができています。
著者/宮田しほり
イラスト/まっふ
監修/助産師 松田玲子
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