7年ぶりの友人との再会!思わぬ形で友情決裂
私が1人目を子育てしていたときの話です。ある日、高校時代の友人A子から「久しぶりに会いたい」とのメールが。A子とは高校2年のときに同じクラスでたまに話す程度の間柄でしたが、成人式での再会をきっかけに連絡先を交換。普段やり取りのないA子からの突然のメールに戸惑いながらも、子どもを夫に預けて会うことになりました。
後日、A子と夜7時にファミレスで待ち合わせ。A子は独身、私は既婚と立場は違うものの、思い出話や近況報告などで大盛り上がり! 夜9時を過ぎてそろそろ帰ろうとしたとき、唐突にA子が「どこの化粧品を使ってる?」と聞いてきました。商品名を答えると、A子の表情が一変。「そんな化粧品を使っていると、肌がボロボロになるよ」と化粧品について熱く語り出しました。「子どももいるから早く帰らないと」という私の言葉を遮るように「パパに預けてるんだし、大丈夫だよ」と引き留めてきます。
その後もしつこい勧誘は続き、断ってもA子の耳に届かず。気づけばもう夜11時です。さすがにこれ以上は無理と思い、「子どもを夫に預けているし、心配だから帰るね!」とA子を席に残したまま先に会計をし、ファミレスを後にしました。A子も私の強気な態度に少しびっくりした様子で、後を追いかけてくることはありませんでした。帰宅後も「あんな帰り方して悪かったかな」とモヤモヤした気持ちで過ごしてしました。
月日は過ぎ、後日友人からA子が片っ端から学生時代の友人に化粧品のセールスをしていることを聞かされます。A子も仕事に一生懸命だったのかもしれませんが、同級生とはいえ強引なセールスはきっぱりと断るべきだと心に誓った出来事です。
著者:若葉みゆき/40代女性・主婦。12歳・9歳・6歳の3人の子どもを育てるママ。40歳を過ぎてから体調が万全の日が年に数回しかないのが悩みの種。子どものパワーに圧倒されながらも、なんとか暮らしている。
作画:ひのっしー
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています