「部屋がなかったらかわいそうでしょ!」突然の発言にあ然…
私が2人目を妊娠していたときのことです。
義母、義祖母との同居が決まり、3世帯住宅の設計がスタート。
同居を決める前の私は、義母は良識のある人だと思っていました。しかし、初めて新居の打ち合わせをした日、義母の発言に衝撃を受け……。
業界でも有名な建築士から渡された新居の図面を見て、わたすさんと健は胸を弾ませました。ところが義母は「全然ダメ!」と一喝。
なんでも義母は、3兄弟の健の弟・たいの部屋が用意されていないことが不満のよう……。たいの部屋を作るには、わたすさんが希望していたランドリールームを削り、家族のためのリビングを狭くしなければいけないと建築士は言います。
たいは就職してひとり暮らしをしているので「なぜ部屋が必要なのか」と納得がいかなかったわたすさんですが、「いいわよね?」という義母の圧に自分の希望を諦めざるを得ないのでした。
せっかくのマイホームなのに、義弟ひとりのために設計を変えなければいけないのは納得がいかないですよね。しかし義母とは今後も同じ家で顔を合わせると思うと、反対意見も言い出しづらかったのかもしれません。
同居は助け合えるのがいいところですが、それもお互いに信頼関係があってこそ。今後のことも考えるのであれば、義母にはもう少し、わたすさんの意見にも耳を傾けるようにもしてほしいですね。