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「お母さんの服さ…」自分の好きな服を着続ける私に、息子から衝撃のひと言が!

子どものころからピンク色のものが好きだった私は、服やバッグなどの身に着けるものはどれもピンク色。元々おしゃれが好きだった私は、結婚して子どもを産んでからもピンク色の服を着続けていました。しかし、ある日小学3年生の息子にショックな言葉を言われてしまいました。

 

ピンクは恥ずかしい?

「お母さんの服さ…」自分の好きな服を着続ける私に、息子から衝撃のひと言が!

 

 

「お母さんの服さ…」自分の好きな服を着続ける私に、息子から衝撃のひと言が!

 

ママになってもおしゃれをしたい

子どものころから、ピンク色やキラキラとしたビジューのついた服が大好きな私。おしゃれをして出かけることが楽しくて生きがいを感じていた私は、結婚して息子を出産してからも大好きな服を着続けていました。

 

大げさかもしれませんが、おしゃれをしているとき、特にピンク色のものを身に着けているときが、「生きている」と感じる大好きな時間だったのです。

 

夫や両親からは「いい年して派手なんじゃない?」「もう少し落ち着いた色にしたら?」と事あるごとに言われてきました。

 

出産や育児を望んだのは自分ですが、育児疲れで肌はボロボロ、マニキュアやアクセサリーなども我慢した生活です。自分の好きなことをする時間もなく育児に疲れていた私は「服くらい自分の好きなものを着たい」と自分の気持ちを押し通して、ピンク色の服を着続けました。

 

夫とは休みが合わず、あまり一緒に外出しなかったこともあり、そのうち夫も服について口を出さなくなりました。実家に顔を出すたびに両親からは口うるさく言われていましたが、「私だってもう大人よ。分別くらいつくから放っておいて」と反発し、両親の言葉は聞き流していました。

 

参観日、教室へ入ると息子の様子が

ある日、小学3年生になる息子の参観日があり、夫は仕事だったので私がひとりで行くことに。息子が家を出るときに「今日お母さんが来る日だよね? すごく楽しみ~!」と言ってくれたこともあって、私はいつも以上にウキウキして支度をしました。

 

もちろん、大好きなピンク色のカジュアルスーツを着て学校へ。

 

校内で会う人にあいさつをしながら、心躍らせて息子の教室に入りました。教室に入ってすぐ息子と目が合ったので手を振りましたが、息子はなぜかサッと前を向いてしまったのです。

 

私は不思議に思いましたが「目が合ったと思ったけど、気付かなかったかな?」と特に気にしませんでした。

 

参観が始まり、ひとりずつ将来の夢について発表します。教壇に立って作文をしっかり発表する息子に感動。息子が作文を読み終わって席に戻るときに目が合ったので、小さく手を振るとこれも無視……

 

しかし、これも「母親に手を振られるのが、恥ずかしい年ごろになってきたのかな?」くらいにしか思っていませんでした。

 

 

息子が顔を真っ赤にして放った言葉

参観が終わったら親子で一緒に帰るのですが、息子は私のところに来てもだんまり……。「今朝家を出るときは、私が参観に行くことを楽しみにしてくれていたのにどうして? 友だちと喧嘩でもしたのかな。発表が思い通りにできなかったのかな……」と不安にかられました。

 

いつもと違う様子の息子に「どうしたの?」と聞いても、何も答えないまま車に乗り込んでいってしまいました。息子が何を考えているのか知りたかった私は、「作文の発表よかったよ! お母さん感動しちゃった。 緊張しなかったの?」と平常を装って話を振りました。

 

するとしばらくの沈黙の後、「お母さんの服さ……」と息子が話し始めたのです。

 

「お母さんの服、全部ピンク色だから恥ずかしかった……」と言う息子。「え?」と思い、バックミラーで後ろを見ると、息子は顔を真っ赤にして、目には涙をためて車の外を見ていました。

 

まさか自分の服装のことを言われるなんて思っていなかったのでとても驚きました。「お母さんの服、変だった?」と恐る恐る聞くと、「変じゃないけど、全部ピンク色で派手だし……。みんなお母さんのことを話していて、すごく恥ずかしかった……」と言うのです。

 

息子は私の服装のせいで、恥ずかしい思いをしたよう。私はまさか自分の服のせいで息子に恥ずかしい思いをさせるなんて思ってもおらず、「ごめんね、お母さん今度から気を付けるから」と謝りました。

 

息子から思ってもみなかったことを言われ、私は混乱しながら帰宅しました。

 

まとめ

息子に言われて、「せっかくの参観だったのに、悪いことしたな」と反省しました。 息子が寝た後、息子に言われたことを夫に話しました。落ち込む私を見て「これから先ピンク色を着るなとは、僕も息子も言わないよ。ただ、いくら好きだとはいっても、その場に合わせた服装を少しずつでいいから知っていこう」と話す夫。

 

「いくら好きだとはいっても、加減が必要なんだな」と気付かされた一件でした。その後、大好きなピンク色はバッグなどの小物に使い、服は年相応の落ち着いたファッションを楽しんでいます。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

取材・文/もちだひのっしー

マンガ/きびのあやとら

 

 

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著者:もちだひのっしー

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