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「聞いてるんだけど?」睨みつけ問い詰める母。萎縮する子どもがとっさについた嘘とは…!? #ご近所トラブル物語 26

「ご近所トラブル物語」第26話。庭野はなさん一家は、娘のつむぎちゃんが小学校に上がるタイミングでマイホームを購入。つむぎちゃんは、ご近所に住む、同い年のサラちゃんと大の仲良しになりました。母親のリカさんはユージという男性と不倫関係にあり、不仲だった夫とは別居予定。リカさんに苦手意識のあったはなさんですが、「子どもたちの仲を壊したくない」という気持ちで、ママ友付き合いをしていました。

リカさんに頼まれ、ユージとのデート中にサラちゃんを預かることが日常になっていたある日。サラちゃんを迎えに来たリカさんは、サラちゃんの遊ばせ方について、はなさんを咎めました。はなさんは納得できず、ブチ切れる寸前でその場から去り、帰宅。するとリカさんから、「気をつけてよね! まじ最近サラが意地悪でワガママな性格になってんの!」と、さらにはなさんを責めるメッセージが入ったのです。これにははなさんも怒りが爆発。抑えきれない怒りから壁を殴りつけ、「もう絶対、協力せん!!!」と心に決めました。

翌朝、突然サラちゃんが訪ねてきました。「ごめんなさい! ママにワガママ言っちゃったの。サラのせいなの!」と涙ながらに謝り、また一緒に遊びたいと訴えるサラちゃん。その姿に胸を打たれたはなさんは、「サラちゃんは何も悪くないのにごめんね」とサラちゃんを抱きしめます。

 

2人の様子を物陰から険しい表情で見ていたリカさん。はなさんに抱きしめられ落ち着いたサラちゃんは、「次はお菓子を買ってパーティーしよう」というはなさんの言葉に大喜び。「楽しみにしてる!」と言って、はなさんと別れます。家に帰り、リカさんに気づかれないよう、そーっと部屋に入ろうとしますが……。

 

母親に睨まれた娘は、とっさに…!?

ご近所トラブル26

 

ご近所トラブル26

 

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ご近所トラブル26

 

帰宅したサラちゃんに、「何してたの?」と鋭い目つきで尋ねるリカさん。

 

危険を察知したサラちゃんは、「あっ……。えとね、えとね……自転車! 自転車のカギ、取り忘れてたから!」と、とっさに嘘をつきました。

 

「ふーん」

 

納得いかないような表情で、サラちゃんを睨むリカさん。

 

「そんなことより、今週も土曜はつむちゃん家に行ってもらうから。わかった?」

 

「うん! わかった!」

 

ひとりではなさんの家に行ったことを気付かれていないと思ったサラちゃんは、ひと安心。ご機嫌で遊びだすと、背後にはただならぬ様子でサラちゃんを見つめるリカさんが立っているのでした。

 

 

サラちゃんはリカさんの顔色をうかがうことが普通になっているのか、幼いながらにじょうずに空気を読んでいますよね。「子どもは親のことをよく見ている」とはよく言いますが、とっさに嘘をつかせたり、子どもが萎縮してしまうような関係性は良くないように思います。親子の関係は家庭によってさまざま。正解はありませんが、リカさんのように自分が都合の悪いときに子どもを睨みつけ、問い詰めるようなことは避けたいですね。

 

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターこばぱぱ

    娘が大好きな2児のパパ。普段は医療関係の仕事をしていて、ママは病棟看護師。読者の体験談や自身の爆笑日常マンガなどをInstagramやブログで投稿している。

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