日が暮れてきたタイミングで、スーパーで買い物を済ませてから帰宅した美咲と赤ちゃん。しばらくすると、拓也も家に帰ってきました。
「おかえり!」拓也にそう言うと、「泣いている赤ちゃんをあやしてほしい」と伝えた美咲。しかし、拓也は赤ちゃんを抱っこすることもなく、シャワーを浴びていたのでした。
泣いている赤ちゃんをスルーして、シャワーを浴びていたことにイラ立った美咲。拓也がシャワーを浴び終わると、「ねぇ」と声をかけるのですが……?
妻のお願いはスルー。夫はシャワーを浴びていて…
「なんていつもそんな感じなの……!?
なんで花ちゃんが泣いてても無視して
お風呂に入れるの!?」
「もう少し私たちに関心持ってよ!!」
「前はさ!もっとちゃんと向き合ってくれたじゃん!
拓也最近おかしいよ!!」
今まで思っていた拓也への不満を
一気にぶちまけた美咲。
すると、「美咲……」と言って、
しゃがみ込んだ拓也。
「しばらく……実家に帰りなよ……」
か細い声で、そう伝えたのでした。
◇ ◇ ◇
悲痛な声をあげる美咲に対して、実家に帰ることを提案した拓也。ただ、彼の覇気のない表情や声のトーンなどから、拓也自身もつらそうなのが伝わってきて、どうしてそのような提案を美咲にしたのかが、気になってしまいました……。