年子の育児に苦戦!長男がママに訴えたこととは?
長男が年長のときに待望の次男が誕生。6歳下の弟を長男はとてもかわいがってくれました。そして、長男が小学校に入学して次男が生後11カ月になったころ、3人目の妊娠が判明。次男と長女は1歳7カ月離れた年子ですが、イヤイヤ期の対応と0歳の育児は想像以上に大変で、私と夫は下2人の相手で手いっぱいの日々を送っていました。
そんなある日、長男と次男が大ゲンカ。長男が次男を手で押して、突き飛ばしたのです。私はとっさに「なんてことをするの!」と長男を怒鳴ってしまいました。すると、普段滅多に泣くことのない長男の目から涙が……。私はいきなり怒鳴ってしまったことを反省して「怒鳴ってごめんね。何があったの?」と長男に聞きました。すると長男が「弟がおれの大事にしていたおもちゃを壊した」と言うのです。それは次男が生まれる前に長男と私の2人だけで最後におでかけをしたときに買ったおもちゃでした。「ママは弟と妹ばっかり……おれのことはもう嫌いなの?」と大泣きしながら言う長男。私はその言葉にハッとし、涙が出てきました。下の2人で手いっぱいだった私はあまり長男の相手をしてあげられてなかったのです。
この日のことは、仕事から帰宅した夫にも報告。どちらかが長男と2人でおでかけをする、みんなで公園に行くときも長男をひとりで遊ばせないなどと決めて、長男がさみしい思いをしないように努めることに。その日以降、ケンカをしても長男は次男に手を出すことはなくなったのです。長男にもっと関わっていくべきだと感じた出来事になりました。
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作画/ひのっしー
著者:笹木ゆかり
小学2年生の長男と2歳の次男、0歳の長女と毎日にぎやかに生活している。3人の育児・仕事・家事に毎日追われる日々。