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警察から「出頭通知書」が! 罰金6万円に30日間の免許停止処分…夫の危機管理能力の低さにあきれ

私の夫は車を運転すると、ウインカーを出し忘れたり標識を見落としたりと、注意散漫な傾向にあります。そんな夫は一度、進入禁止の道に入ってしまったことで警察に止められ、罰金と減点の処分を受けた経験も。二度と同じようなことが起きてほしくない私は、再三にわたって気を付けるよう注意してきました。しかし、進入禁止のときとは比べものにならない事件が起きてしまったのです……。

 

交通違反を覚えていない夫

警察から「出頭通知書」が! 罰金6万円に30日間の免許停止処分…夫の危機管理能力の低さにあきれ

 

 

警察から「出頭通知書」が! 罰金6万円に30日間の免許停止処分…夫の危機管理能力の低さにあきれ

 

家に届いた警察からのはがきに絶句

ある日、仕事から帰宅すると、警察から夫宛てにはがきが届いていました。まったく身に覚えがなく、夫からも何も聞かされていない警察からの突然の便りに戸惑った私。

 

はがきを見た瞬間、時が止まり「警察から……? なんで?」という疑問で頭がいっぱいになりました。

 

「これって夫が帰ってきてから開けたほうがいいのか!?」「でも、急ぎだったらどうしよう……。夫宛てだけど、私だけでも開けたほうがいいのかも……」とあたふたした結果、私ひとりで開けることに。

 

ドキドキしながらはがきを開くと、そこには「出頭通知書」と書いてありました。初めて目にする出頭通知書に、私の頭は真っ白。

 

内容を確認すると、県外の高速道路でスピード違反をしており、その管轄の警察署に出頭するよう書かれていたのです。意味がわからない私は、「なんで県外の警察署に出頭!?」とさらに頭の中は真っ白になってしまいました。

 

状況が理解できない私はどうしたらいいのかわからず、ただただぼう然としました。いったん気持ちを落ち着かせるために、ベランダに出て外の空気を吸ってみたり、座ってテレビを見たりしましたが、まったく気持ちは落ち着かず……。

 

すると、だんだんと夫に対して怒りが沸き起こってきました。スピード違反をしたなんて聞いていない、なんで帰宅して早々こんな嫌な気持ちにならなきゃいけないのかなど、あらゆる怒りの感情が巡ってきたのです。

 

今すぐ電話して問い詰めたいと思いましたが「もう少ししたら仕事から帰ってくるはず。はがきを見せて直接話したほうがいい」と自分に言い聞かせながら、夫の帰りを待つことにしました。

 

危機感のない夫に怒り爆発!

それから約30分後、何も知らない夫が「ただいま~!」とのんきに帰宅。早く事の経緯を知りたい私は、「これは何?」とはがきを見せました。

 

すると「え!? 何これ!?」と半笑いで反応してきたのです。その返しにイラっとした私は「いや、何じゃないでしょ! これどういうこと!?」と聞くと、「いやぁ……いつだろ。わからない」とすっとぼけた様子に完全に怒り爆発。

 

「いつだろじゃないでしょ! こんなはがきが届くほどスピード違反しておいてなんで覚えてないわけ!? 自分が運転しておいて覚えてないはありえないでしょ!? 信じられない!」と夫に怒りをぶつけました。

 

すると夫は、「仕事で県外に行った帰りだと思う……」とひと言。「だと思うって何? なんでそんなにあいまいなわけ? 警察に止められたんじゃないの?」と聞くと、「もしかしたらオービスかも……」とのことでした。

 

オービスとは、速度違反の車を自動で取り締まる装置のことで、速度超過をした際は光って反応するといわれています。速度違反に反応したオービスはかなり強い光を放つようですが、夫はそれにも気付かなかったようです。

 

どこか他人事のような夫にイライラした私は、「だから何回も気を付けてって言ったじゃん! もし人を巻き込むような事故起こしたらどう責任取るつもり!? 危機感がなさ過ぎるからもう運転するな!」と一喝しました。

 

そして、「次こんなことがあったら家を出て行くわ」と言うと、「本当にごめん。もうこんなことがないように気を付けるから……」と落ち込んだ様子を見せたのです。

 

 

罰金6万円に30日間の免許停止処分

ここからの問題は、県外の警察に出頭しなければならないということ。ちょっとの距離で行けるような場所ではないため、出頭通知書を送ってきた警察署に相談するように言いました。

 

翌日、夫がその警察署に連絡すると、最寄りの警察署に変更することができたのです。

 

指定された日時に警察署に行った夫は取り調べを受け、調書を作成されることに。オービスで撮影された写真にはばっちりと自分の顔が写っており、その事実確認をされたそうです。

 

その他にもどうしてこの場所にいたのか、スピードはどのくらい出ていたのかなどの質問をされたとのことでした。

 

警察署に出頭した後日、裁判所から出廷通知書が届きました。指定された日時に簡易裁判所に出頭すると、裁判官にさまざまな事実確認をされ、夫は聞かれたことに対してすべてうそ偽りなく答えたそう。

 

そこで罰金6万円と30日間の免許停止処分が決定したのです。

 

罰金6万円を支払った夫に、運転の仕方を改めるよう再度注意しました。すると後日、指定された日時に免許センターへ行き、免許停止手続きをおこなうようはがきが届いたのです。

 

車を運転できなければ仕事にならない……と、ようやく事の重大さに気付いた様子の夫。しかしはがきによると、夫の場合は免許停止日数が30日だったことや、過去に免許停止などの前歴がなかったことにより、短期講習を受講すると成績によっては免許停止日数を29日も免除してもらえるとのこと。

 

ただ、それには1万3千円ほどの講習代がかかる。おきゅうをすえるためにも、30日間の免許停止処分を受けたほうがいいのでは? とも思いましたが、車がなければ仕事に支障が出るため、講習を受けさせました。

 

そして講習を受けた夫は30日間の免許停止処分が免除され、1日のみの免許停止となりました。

 

まとめ

私はこのような交通違反をしたことがなかったため、多額の罰金を取られるだけでなく、スピード違反の速度によっては刑事処分を受けなければならないということに驚きでした。今回のスピード違反がきっかけで、夫は今までの運転の仕方を改めるようになり、慎重な運転を心がけるようになりました。そして、私自身も運転の仕方を改めるきっかけになったのです。

 

このような交通違反は本来あってはならないのですが、事故を起こす前に改められてよかったなと今は思っています。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

マンガ/へそ

 

 

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著者:知念ヒナ

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      そんな人に運転しないでほしい。 免許取れたからって適性があるわけじゃない。 少しでもルールを守れない人は乗ってはいけない。こんな人が運転してるなんて怖すぎる。 奥さんも会社も警察も甘すぎて、呆れを通り… もっと見る
      そんな人に運転しないでほしい。
      免許取れたからって適性があるわけじゃない。
      少しでもルールを守れない人は乗ってはいけない。こんな人が運転してるなんて怖すぎる。
      奥さんも会社も警察も甘すぎて、呆れを通り越します。
      被害者が出てから本格的に対処するのでは遅すぎますよ。

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