何度注意しても改心しない夫にイライラ!
夫は服を脱いだら脱ぎっぱなし、文房具を使ったら出しっぱなしの片づけられない「やりっぱなし人間」。何度注意しても「今やろうと思った」などと言い訳ばかり。洗濯した洋服のポケットからティッシュやボールペンが出てくることも頻繁にあります。何度も注意するのが嫌になり、私はあきらめて放っておくようになりました。
そんなある日、私がいつも通り洗濯機を回していると「脱水できません」とエラー表示が。コンセントを抜いたり電源を切ったりしても、洗濯機は動かず、脱水もできません。メーカーのカスタマーセンターに問い合わせてみるも原因はわからず……。
次の日、修理業者を呼び、洗濯機が動かない原因を突き止めました。「これが詰まっていたんですね」と見せてくれたのは、書類をまとめるゼムクリップ10数個に髪の毛や衣類の繊維などが絡みついていた巨大な塊です。夫がゼムクリップを何個もポケットに入れっぱなしにしがちなのを知っていた私は大激怒!
これまで散々注意していたのにもかかわらず態度を改めなかったので、夫には自分のおこづかいから修理代1万2千円を支払ってもらうことに。夫はこの事件をきっかけに改心したのか、出しっぱなしや入れっぱなしにすることは少なくなりました。人の性格は簡単には変わりません。しかし、生活を共にしていく以上、お互いが気持ちよく過ごせるように努力が必要だなと感じた出来事でした。
作画/うめたま堂本舗
著者:升谷まこ
30代後半、3人の男の子を育てるママ。外遊びはもっぱら夫に任せ、ドラマを見たり裁縫したり自分時間を楽しむインドア派。