彼氏は白い服が好き
学生時代から社会人1年目まで3年間付き合っていた彼氏は、とにかく白い服が好きでした。白のスカートやスキニーパンツ、ワンピースを着てほしいとよく言われたものです。たしかに白は清楚でかわいいのですが、困るのは生理中。
私は生理中の経血漏れが悩みでした。本当は生理中はとても白い服など考えられません。とはいえ彼氏に「かわいいね」と言ってほしいという気持ちが強く、生理のせいでおしゃれを我慢するのは悲しかったので、生理中でも無理やり白い服を着ていました。
デートと生理が重なり…
あるデートのときに、突然生理がきてしまいました。その日も白いスカートをはいていたのですが、経血漏れを起こし汚してしまったことがあります。彼に指摘されて気付き、慌てて近くのトイレでスカートを濡らしてシミを落としましたが、スカートはびしょびしょに濡れて、まるでおもらしをしたみたいになってしまったのです。
そのまま歩くのは恥ずかしく、しばらくベンチに座って彼にスカートが乾くのを待ってもらいました。この件をきっかけに生理中は白い服は避け、万が一経血が漏れても目立たない色を着るようになりました。
タンポンとナプキンのダブル使いで安心
なぜかデートの日に限って生理が重なり、おしゃれができないことが続きストレスが増えていきました。そこで考え出したのが、タンポンとナプキンのダブル使用です。タンポンは長らく使っていませんでしたが、久しぶりに使ってみると、経血の吸収力に驚きました。
さらに夜用のナプキンも一緒に使えば、安心感が2倍に! 実際に試してみると、タンポンがしっかりと経血を吸収するので、ナプキンはほとんど汚れません。これなら白いスカートやパンツをはいても大丈夫そうです。それからはタンポンと大きなナプキンをうまく活用して、生理中でもおしゃれを楽しんでいます。
私はおしゃれをすることでテンションが上がります。反対に、生理のせいで着たい服を制限されることはとてもストレスに感じました。タンポンは少し抵抗がありましたが、経血漏れの不安が減り気持ち的にもとてもラクになってよかったです。
※タンポンの過度な長時間使用はトキシックショック症候群(急な発熱、吐き気、めまい、失神などの症状)を引き起こす可能性があるため、パッケージ等に記載されている時間や使用方法をしっかり守りましょう。
著者/山形ともみ
イラスト/たこ
監修/助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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