父親の葬儀も終わり、いつも通りの日常に戻ったライコミさん。退勤時、同僚と自分の持っているバッグについて会話していると……。
主婦が個人で使うものを新品で買うなんて!
母親からもらった30年もののカバンを通勤用に使っていたライコミさん。同僚から買い替えを勧められるも、自分だけでは判断しきらず、周囲に隠れて母親へ電話をかけます。
ところが母親の答えはまさかのNO!
安いカバンを持つと夫が恥をかく、かといって、主婦であるライコミさんが新品のカバンを買うことも許されない。自身のブランドもののカバンをあげるから自宅へ取りに来いと母親は主張するのです。
母親に依存しているライコミさんは「やっぱりお母さんは完璧だ! お母さんに相談してよかった」と安堵し、カバンを受け取りに行くため母のもとへ向かいます。そんなライコミさんの様子に、夫は困惑の表情を浮かべるのでした。
自分が稼いだお金で自分用のカバンを買うことが贅沢だなんてことはありません。夫も新品を購入するよう勧めますが、母親のアドバイスを信じ切っているライコミさんに新品を購入するという選択肢はないようですね。
母親はライコミさんのことを思い、いろいろとアドバイスをしてくれているのかもしれませんが、その内容はどれも少し古い考え方のようにも感じられます。
母親には母親の、ライコミさんにはライコミさんの世代の考え方というものがあると思うので、母親には自分の価値観を押し付けるようなアドバイスの仕方はしないようにしてほしいですね。
ライコミさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪