28歳のパニ子は、5歳の娘・パニ美と夫・ケイタと3人暮らしです。パニ美はとても聡明な子で、5歳にして字の読み書きもできて、言葉も達者。計算も得意です。
パニ美の成長に口を出す義母
義母のヤスコと夫のケイタは、パニ美が他の子よりも背が小さいことや、口数が少ないことを気にしており、パニ美の成長が遅いとパニ子を責めてくるのです。
しかし、口数が少ないのには理由が。パニ美は口やかましいヤスコと、パニ美を見下すケイタを敬遠しているから。
パニ子は何度も2人に「心配ない」と伝えているものの、「あなたの育て方がおかしいんじゃないの?」「お前の家系のせいじゃないか?」とまで言う始末。
心底腹が立つパニ子でしたが、同じ土俵で腹を立てていたらパニ美にもよくないと思い、スルーしていました。
パニ美を守るため、失礼な親子と決別!
数カ月後、パニ美の成長を見に来たと、急にヤスコが家にやってきました。
パニ美が読んでいる本に対して「あんな本わかりっこないわよ」と決めつけ、パニ子の家系に問題があると2人が責めてきます。
パニ子はパニ美を守るためにも、ケイタとヤスコとの縁を切り、離婚することを決めました。
パニ美とパニ子、親子の逆襲
パニ子がケイタとヤスコに離婚を告げると2人は驚き、ヤスコは「パニ美をしっかり育ててこなかった分際で、離婚させてくれって? そんな勝手な真似、許すとでも思っているの?」とパニ子を非難。すると、その場にいたパニ美が突然鋭い口調で反論し始めました。
パニ美は「パパってさ、いろいろママのせいにするけど、おじいちゃんは遊んでばっかりの人だったんでしょ? おばあちゃんも昔からパチンコばかり。パパもお仕事してないでしょ。なんでママを責めるの?」と。
パニ子も、ケイタとヤスコの無礼な発言を指摘し、家の名義は自分なので出ていくよう指示。離婚についての連絡は弁護士から行うと言い、2人とは決別。その後、これまでこっそりため続けていたモラハラの証拠を突きつけ、ケイタが慰謝料と養育費を一括で支払う形で離婚が成立しました。
借金地獄に陥った親子の末路
ケイタとヤスコは借金を抱え、義実家を売る羽目になりました。しかし返済額には届かず、今は地方に移り住み古いアパートに身を寄せて、日々アルバイトで借金返済しているそうです。
一方、パニ子とパニ美は実家に戻り、温かく迎えられ、新たな人生を歩み始めました。それから1年が経過し、4歳になったパニ美は名門私立幼稚園に合格! 競争率が10倍という非常に難しい受験を見事に突破しました。これからのパニ美の成長がとても楽しみです♪
-
「すぐにげて!」ファミレスで女の子から渡された謎のハンカチ。書かれていた言葉の真意とは?
-
「Fラン大卒とか恥」合コンで学歴マウントを取る勘違い女⇒男性陣が経歴を伝えた結果…
-
「30歳で独身なんて欠陥品」同窓会で馬鹿にする同級生⇒尻尾を巻いて逃げ出したワケは?