勇気が「子どもたちは本当に俺の子だよね?」と問うと、「は!? あり得ない。マジ最低」とキレて、「わが子をそんなふうに言うのは違うでしょ!?」と妻。勇気はこれ以上、妻と会話をするのは無理だと感じ、話し合わずに終わらせる方法を取ることにしました。
離婚のこまかな条件を、一方的にLINEで妻に伝えると……。
離婚の条件をLINEで妻に伝える
すぐにキレる妻とは会話が成立しないし、そんな妻と話を続けていると何かのきっかけで手が出てしまうかもしれない。そう思った勇気は、妻にLINEで離婚の条件を伝えることにしました。
勇気が出した離婚の条件は、「親権は渡す」「慰謝料は200万」「養育費は6万」「面会はさせたくないのならしない」「財産は半分ずつ」「家は住むほうがローンを払う」。
この条件が気に入らないなら、弁護士を通して話をしようとも伝えました。
すぐに「既読」は付きましたが、返信は来ませんでした。その2日後……。
「わかった。家はそのまま住むから」
え? これだけ? いやこれは喜ぶべきなのか!? 予想していた反応と違い、拍子抜けしました。
確認の意味も込めて「弁護士に頼んで書面を残しておこうと思う」と伝えると、「離婚届はどうするの?」と妻。書類ができてお互いのサインをしたらできると返信すると、「あっそ」と。
あっそ!? あっそって何!?
正直腹は立ちましたが、妻を無駄に刺激しないようにしました。
子どもたちとの面会について確認すると、「……好きにしたらいいよ」との返信。
この数日、離婚が現実となって妻も自分なりに調べたのか、養育費を払っている以上は、面会の権利があることを知っている様子でした。
勇気は「もちろん面会する!」と答えるべきなのですが、そう思えないでいました。
理由は自分でもわかりません。ずっと無視されていたからなのか、離婚するからもう関わらないでいようとしているのか……。
「もう二度と子どもたちには会わせないから」と妻から言われたらどんなにラクだったか……。
勇気は、数日間悩み続けました。体調を崩すほど悩んだ末、離婚条件の内容を書面にしました。
妻との会話を諦めて、LINEで離婚の条件をやりとりすることにした勇気。すぐにキレてしまう相手ですから、仕方ないのでしょう。勇気が子どもたちへの面会を悩んでいる様子なのも、心が痛みます。勇気と子どもたちは何も悪くないのに……。
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