こんなはずじゃない!産後がつらすぎて
待ち望んだ子どもを授かったとき、幸せに満ちた生活を思い描いていました。しかし、現実は2、3時間おきに起きて寝不足の上に、髪の毛も肌もボロボロで、理想とはかけ離れた生活。赤ちゃんが大きな声で泣いている横で、いびきをかいて寝ている夫に腹が立ち、涙が止まらなくなりました。
ある日、実家に帰ったとき、溜まりに溜まった不安を母に吐き出したのですが、「あなたもママになったのね~」と母は大笑い。その言葉を聞いて、1度寝ると全然起きない私が、赤ちゃんの泣き声だけで起きられるかな? と不安だったことを思い出しました。思い返してみれば、寝不足の原因は子どもの夜泣きのせいではありません。布団をかけ直してみたり、せきが出ると気になったり、息をしているか確認してみたり……と、寝ている息子が終始気になって、自ら起きていたのです。そんな自身の母性に気づいてからは少しずつ心に余裕ができて、ぐっすり眠れることが多くなりました。
つらいときは母の言葉を思い出して「私もママになったんだな」と思うと、改めて幸せを実感できるようになりました。私の悩みを吹き飛ばすきっかけをくれた母に感謝です。
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作画/becomachi85
著者:杉山藍
神経質な長男とひょうきんな次男の2人の男の子を育てているワーママ。アラフォーへの階段を少しずつのぼり、大好きなお肉の脂が日に日につらくなっているのが悩み。