再会のきっかけ
後に付き合うこととなる彼とは、中学卒業後からまったく連絡を取っておらず、再会したのは成人式後の同窓会でした。
私自身、遠方の高校に通学していて、会うこと自体久しぶりの友だちが多く、彼もその中のひとり。たくさんの友だちといろいろな人と話をし、同窓会が終わるときにお互いの連絡先を交換してその日は終わりました。
それから、週末になるたびに彼から遊びに誘われるようになったのです。私も遊び相手が欲しかったので、彼の誘いを受け毎週末は2人でどこかに遊びに行くように。
「平日の彼」を友人に聞くと…!?
週末は遊びに……を繰り返すうち、彼から告白をされて付き合うことになりました。そのときはお互いに地元に住んでいましたが、その後私の就職が決まると、私は地元から2時間半かかるところへ引っ越すことに。彼とは遠距離恋愛になってしまったのです。
それでも、私は金曜日に仕事が終わったら地元に戻って土日は彼と遊ぶ、そんな生活をしていました。
そんなとき、彼と仲が良く、私とも同級生だった友だちと一緒にごはんに行くことがありました。その中の1人は、中学時代に私と仲が良かった子だったので、私は興味本位から、平日の彼のことを聞いてみることに。
すると、それまで普通に話していた友だちが真面目なトーンになり、「彼は平日、ほかの女の子と遊んでいることがあるよ。友だちとしては楽しいし、頼りになるけれど、彼氏としてはおすすめはできない」と言われたのです。
それでも好きだった
その言葉は、自然と私の中に入ってきました。なぜなら平日にメールをしても連絡が返ってこないことが多く、そのことで喧嘩をすることもあって、思い当たる節があったからです。
ただ、それでも彼のことが好きだという気持ちがあったので、その後も彼とのお付き合いを続けていた私。
しかし、結果的に私がフラれるかたちで彼との関係はあっけなく終わってしまいました。彼とは今でも友だちとしてお付き合いをしていますが、平日に遊んでいる女の子がいると教えてくれた友だち曰く、「私以外にも遊んでいる女友だちが3人いた」そうです。しかも、その友だちが把握しているのが3人というだけで、恐らくほかにもいるだろうとも言っていました。
あのとき、教えてくれた友だちには感謝していますし、結果的に別れて本当に良かったと思います。このときの恋愛は、「男を見る目がなかったな」と反省したものとなりました。
著者/さとう みく
イラスト/すうみ
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