マイペースすぎる息子に幼稚園の先生から呼び出しが…
息子は小さいころからマイペース。楽しいことに夢中になれるところは息子の長所だと思っていました。そんな息子が幼稚園入園後、たびたび先生から言われたのが「楽しいことに夢中になりすぎて、友だちと一緒に活動するのが難しい」ということ。次第に「このままで大丈夫……?」と焦り始めた私は、息子に「みんなと一緒のことをしないと!」ときつく注意することが増えていました。
一方で「年少なら息子みたいな子って多いのでは?」とも感じていた私。その日も先生から「息子くんが縄跳びになかなか参加してくれない」という話をされたので、本人に詳しく理由を聞いてみることに。すると息子は「縄跳びはつまらない。楽しい遊びをしようとしたらダメって言われたの。それがイヤだった」と回答。決められた遊びは息子にとってストレスのようで「幼稚園は楽しくない」という言葉が飛び出しました。息子の行動には息子なりの考えがあったことに気づいた私は、これまでの自分の声かけを見直すように。
私が今まで息子に要求していたのは、自分の意思を曲げて、周りに合わせること。しかし、本当に望んでいたのは「自分のしたいことと、すべきことのバランスを保てるようになってほしい」ということです。先生にも「息子はゆっくり成長しているので、このまま様子を見たい」とはっきり伝えたところ、理解してもらえました。そんな息子も、今では小学生。先生や友だちと一緒に楽しく活動できています。幼稚園当時、息子の好奇心や楽しむ気持ちを無理に抑えつけ、”協調性“を強要しなくてよかったと心から思います。
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作画/mosu
著者:水野あや
怖がりでやさしい長男とヤンチャでたくましい次男の5歳差兄弟のママ。掃除や片付けは好きだけど料理が大の苦手。家事や育児の息抜きに夜な夜なゲームに没頭するアラサー主婦。