小学1年生の息子が登校中に行方不明!?
息子がひとりで登下校するようになってからしばらくしたある日、学校から「翔太くん、今日はお休みですか?」と電話がありました。私は焦る気持ちを抑えて「いつも通りの時間に学校に向かいましたが……」と答えると「まだ来ていないので、連絡しました」とまさかのひと言が。なんと息子は登校中に行方不明になっていたのです!
私と先生数名で近所を探しますが、なかなか見つかりません。「もしかするとお家に帰っているかもしれない」と学校から連絡があり、私はいったん帰宅しようとしたそのとき、遠くで泣きながら歩いているわが子を発見! 「どこに行っていたの? 無事でよかった」と親子で大号泣しました。息子は「この前のドライブ中に見つけたお店を見に行ったら、迷子になっちゃった」と。どうやら、好奇心を抑えられなかったようです。
すぐに学校へ連絡し、結局この日はお休みしました。ママや先生たちがどれだけ心配したことか、寄り道はダメということをしっかりと説明し、GPSを持ってもらうことに。この一件がよほど怖かったのか、その後息子は寄り道をしていません。ひとりでの登下校に自信があった私たち親子ですが、過信はダメだということが身に染みてわかった出来事です。
著者:佐野千佳/30代女性・主婦。8歳の息子と、4歳の娘を育てながら、週5パートに出るワーママ。自分のしたいことも楽しむアクティブ系の30代女子。真面目でやさしく研究熱心な息子と、ポジティブで明るくひょうきんな娘に癒やされる日々を送る。
作画:ヒロミンミン
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています