わが家の次女は、2歳のときに水ぼうそうにかかり、同時に5歳の長女も水ぼうそうに感染してしまいました。症状は軽く済みましたが、感染力が強いということでしばらく自宅で過ごすことに。そのときの水ぼうそうの症状や子どもたちの様子をお伝えします。
おなかに水ぶくれのようなものを発見
ある日、次女のおなかにプツっとした水ぶくれのようなものを発見しました。私自身、水ぼうそうに対してつらい思い出があり、当時のことをよく覚えていたため、「水ぼうそうかもしれない!」とすぐにピンときました。
熱もさほど高くなく元気な様子だったのですが、すぐに小児科を受診したところ、やはり「水ぼうそう」と診断されました。感染力が強いので、自宅で安静にするようにと医師から指導されました。
気を付けていたけれど長女もすぐに感染
3歳年上の長女と次女はできるだけ別々に遊ばせ、お風呂も次女はシャワーで済ませるなど、水ぼうそうの感染に気を付けていました。ところが、次女の水ぼうそうが落ち着いてきたころに、2週間ほど遅れて長女が水ぼうそうにかかってしまいました。
幼稚園に通っていた長女は、しばらくお休みすることに。ただ、水ぼうそうは大人になってから発症すると重篤な症状になる可能性が高いといわれているそう。長女も次女も子どものうちにまとめてかかってよかった…とも思いました。
元気があり余って退屈する子どもたち
当時、長女は幼稚園生だったため、完治して登園する際には医師の許可証が必要でした。「全身の膿疱が、かさぶたになったら大丈夫」と先生に言われ、約2週間ほど幼稚園をお休みしました。
お休みの間、子どもたちは微熱があるものの食欲もあり、元気な様子で安心しました。ただ、家の中で過ごさなければならないため、子どもたちは退屈してしまい、遊び相手をするのが大変だったことを覚えています。
いつもより長く一緒に遊んだり、DVDを借りてきて一緒に見たり、いつもと違うおもちゃを出したりと、工夫をしてなんとか乗り切ることができました。何はともあれ、水ぼうそうの症状は軽く済んでよかったです。
著者:石原みどり
知的障害を持つ子どもと口唇口蓋裂を持つ子どもの母。波乱万丈で大変なこともあるが、子どもたちと幸せいっぱいに生活している。経験を踏まえ、子育てに関する情報を発信中。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。