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朝起きると手のひらに花びらが!あれから春夏秋冬と季節は巡って #僕たちは親になりたい 60

「僕たちは親になりたい」60話。2度に渡り、美咲は愛する夫・拓也との子どもを授かったものの、どちらも残念な結果に終わってしまいました。そのショックから、美咲はいつしか犬の人形を赤ちゃんだと思い込むようになり、「花ちゃん」と呼んでお世話をしてかわいがっていました。

人形をわが子のようにお世話する美咲に対して、どう接していいのか分からず、向き合うことから逃げていた拓也。しかし、2人で言い合いになったことをキッカケに、美咲と向き合うことを決意します。拓也がこれまで逃げていた自分の行動を謝罪すると、美咲も本音を話したことで2人の仲は修復したのでした。

拓也との関係性を修復できたことで、美咲は安心した気持ちで眠りにつくことに。するとその日の夜、昔の愛犬・コロと亡くなってしまった娘を乗せたベビーカーが夢に登場しました。

 

(はなちゃんとお別れをするときが来たんだ……)頭では分かっていながらも、いろいろな感情が込み上げてくる美咲。伝えたかったことを全て伝えると、最後は涙を堪えながら笑顔を作り、はなちゃんに最後のお別れをしたのでした。

 

別れ際に、「またね!」と笑顔で娘に手を振って…

「僕たちは親になりたい」60

 

「僕たちは親になりたい」60

 

 

「僕たちは親になりたい」60

 

「僕たちは親になりたい」60

 

「僕たちは親になりたい」60

 

 

「僕たちは親になりたい」61

 

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美咲が目を覚ますと、

手にはピンク色の花びらが……。

 

それから季節は巡り、

3度目の春を迎えていました。

 

桜が美しく咲き誇る木の下には、

拓也と美咲の姿がありました。

 

そして、美咲の腕の中には、小さな赤ちゃんが

大事そうに抱えられていたのでした。

 

◇ ◇ ◇

 

夢から目覚めた美咲の手には、1枚の花びらが置かれていましたが、これはきっと、はなちゃんからのメッセージだったのかもしれませんね。はなちゃんとのつらい別れを乗り越えて、新しい命を授かることができた美咲。これから家族3人の幸せをたくさん噛みしめてほしいです。

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
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    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターちなきち

    webマンガ家。Instagramなどで壮絶な恐怖体験や育児マンガ、夫婦関係マンガなどを公開。ベビーカレンダーでは大人気連載「僕と帰ってこない妻」のほか、「その人って、本当にママ友ですか?」「夫が消えました」など多数連載。

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