実母への借金も返せていないのに、これ以上借金を増やしたくないと、RINさんは大反対。しかし夫に押し切られ、数日後に銀行担当者を呼ぶことになってしまいます。そこで明らかになったのは、夫が2号店を出そうとしているという事実。
RINさんは驚きつつも、審査には落ちるだろうと考えていました。はたして結果は――!?
融資の審査を受けた結果…
夫が突然銀行からお金を借りたいと言い出し、やってきた銀行担当者。融資の目的を聞かれると、夫は嬉しそうに言いました。
「2号店を出そうと思っています」
寝耳に水だったRINさんはビックリ。けれども銀行担当者は、店の決算書を見て、問題なさそうだと言いました。
それでもRINさんはきっと審査で落ちるはずと思っていました。銀行が自分たちにお金を貸してくれるはずがないと思っていたのです。
「どうか審査に落ちますように!!」
RINさんは祈りました。しかし、その願いもむなしく……。
「融資決定しました!」
と銀行担当者。大喜びの夫の隣で、固まってしまうRINさん。
「次の店舗をみつけなくっちゃなぁ!」
夫は早くも次の店舗へと目を向けるのでした。
◇ ◇ ◇
順調なうちに困ったときのためにお金を借りておくと言っていたモラハラ夫さんですが、実際には2号店を出したいとのこと。使う気満々ですね。審査の結果を聞いたときのモラハラ夫さんは、お店を始めるときと同じぐらい生き生きしていたそうです。RINさんとしては聞いていなかった2号店のために自分名義で借金させられるのは、たまったものではないですよね。