エマさんは結婚の挨拶のため、俊介の実家に訪問しました。俊介が言うには、義両親は「2人とも優しくていい人」とのこと。初対面した義母は、エマさんを見るなり表情を強張らせます。エマさんは気のせいだと思うことに……。
夫と私で態度が変わる義両親
和やかなムードで俊介と会話する義父を見て、ほっとするエマさん。しかし俊介がエマさんを紹介すると、義母と同様、義父の表情も固くなりました。
「俊介さんと、どうか結婚させてください」
エマさんがお願いをすると、黙っていた義母は突然、「名前はどういう漢字を書くの?」と聞いてきました。
エマさんの名前は、父が日本の神社の絵馬に感銘を受けて名づけたものでした。
エマさんは、髪や瞳の色こそオーストラリア人の父の血を引いていますが、生まれも育ちも日本です。しかし、父親が外国人だと知った義母は結婚に猛反対。
「そういうことなら、俊介との結婚は認められません」
エマさんは、義母の言葉に戸惑いを隠せません。
名前は親から子どもへの最初の贈り物です。どんな名前をつけようと、それぞれの願いが込められた大切なもの。
義母の発言には、自分や親まで否定されているようで悲しくなりますね。結婚を反対する理由としても、理不尽すぎるのではないでしょうか。
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作画:もとむらでん(亜ヶ輪)