子どもと一緒にとバスや電車でお出かけするときは抱っこひもを使うという方が多いかと思います。ただこの抱っこひも、子どもを降ろしたあとにだら~んと垂れ下がってしまうのが気になりませんか?私もそのひとりでした。そんなある日、「あ!こうすればいいのか!」と思い付いた、抱っこひもの工夫をご紹介します。
抱っこひもって楽~!
3人の子どもを持つ私は、2人目まではスリングで抱っこをしていました。3人目の出産祝いでエルゴの抱っこひもをいただき、さっそく使ってみると、抱っこひもの楽さにびっくり!抱っこしていても、こんなに肩が楽なのか~と感心しました。
抱っこひもを使うと、両手が空く点も魅力のひとつですよね。散歩のときは、下の子をエルゴで抱っこして、真ん中の子をベビーカーに乗せて……という状態ですが、空いた両手でベビーカーをしっかり押せるので非常に助かりました。
まるでおすもうさん!?
ただ、抱っこひもは、慣れてくるまで着脱に手間がかかりますよね。抱っこひもを腰に付けて、子どもを乗せて、後ろでベルトを留めて。ときには抱っこの準備をしている最中に、子どもがどこかに行ってしまうことも……。
その手間を省くために、私は子どもを抱っこから降ろしたあとでも、よく抱っこひもを腰に付けっぱなしにしていました。あるとき、その姿を見たわが子に「ママ、おすもうさんみたーい!」と言われてしまいました。ごもっとも。手間を省いているだけなのですが、装着していない状態の抱っこひもを付けていると、はたから見るとだらしがない姿になってしまいます。
ちょっとしたことですっきり!
ある日、いつものように散歩に出かけたときに、装着していない状態の抱っこひもも抱っこをしている状態に近付ければすっきり見えるかも、と思い付きました。
肩ひもを付けずに後ろのバックルを留めてみると、かんたんにすっきりした見た目に変身!抱っこもすぐにできるし、すぐに降ろしてあげられます。ママも動きやすくなりますよ。かっこいい姿ではないでしょうが、おすもうさんよりはマシです。子どもを待たせることもないので、おすすめの方法です。
本当にちょっとしたことですが、あの「だら~ん状態」がなくなっただけで、気持ちもすっきりします。乗せ降ろしもストレスフリーですよ。かんたんなことですので、気になっていた方はぜひ試してみてくださいね。(TEXT:ママライター山野美由紀)