嵐がやってきた…
ツマ子さんは小学1年生のとき、小学2年生の男児から性的な被害を受けました。
性に関する知識があれば防げたことだったかもしれない──。
ツマ子さんはこの過去を振り返って、親となったいま「性教育」の大事さを再確認したそうです。
※以下、性被害に関する描写がありますので、つらくなってしまう方はご注意ください。
小学校1年生のとき、ツマ子さんは鍵っ子(帰宅時に家族が自宅におらず、自ら家の鍵を開ける子どものこと)でした。小学校から帰ると、姉が帰るまでひとりでお留守番をする毎日。
ある日、ツマ子さんの家の近所に、Sくん一家が引っ越してきました。
Sくんは同じ小学校に通う、物静かな小学2年生。
特に接点はないかと思っていましたが、ある日Sくんが「一緒に遊びたい」とたずねてきます。
「お家で遊びたい」というSくんを自分の部屋にあげましたが、ツマ子さんは男の子と何をして遊べばいいかわかりません。
戸惑っていると、Sくんから「脱いでよ」と衝撃のひとことが……。
◇ ◇ ◇
引っ越しの挨拶に来てくれたSくんのお母さんとSくん。
きちんとした子なのかと思いきや、家に遊びにきたSくんは「脱いでよ」という衝撃の発言をしました。
現代の性教育では、子どもは被害者だけでなく、お友だちの服を脱がせてしまったり、キスをしてしまったりなどの「うっかり加害者」になる可能性もあるのだとか。
子どもが「うっかり加害者」になるのを防ぐためにも、「水着ゾーン」という言葉は有効なのだそう。「他の人の水着ゾーンは見たり触ったりしてはいけない場所」ということをしっかり伝える必要があり、小さいうちからそういった認識を持たせることが重要。
お子さんにとって1回で理解することは難しいかもしれませんが、親も一緒に何度も認識できるまで付き合い、お子さんが被害者にも加害者にならないように意識していきたいですね。
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