40代のゆらぎ肌、メイクの仕方にも変化が必要!?
私の普段のメイクはいたってシンプル。日焼け止め下地にファンデーション、それに眉毛を簡単に描くくらいです。人に会うときには、そこにアイシャドウとリップを足すだけ。特にこだわりのメイクブランドやメイクグッズもありません。
忙しい毎日、スッピンで許されるならスッピンでいたい。それは、面倒だからという理由だけではなく、メイクをしても自分が満足するように仕上がらないからでもあります。
40代になり、肌の調子も明らかに変化してきました。朝起きたときに顔に付いていた枕の跡は数時間たっても取れないし、シミは濃く、シワが深くなってきたと感じます。そんな肌の劣化に自分のメイク技術が全然追いつかないのです。
こんな肌の悩みを抱えたある日、美容師さんに肌の話をしてみると、「メイクブラシを使うだけでかなり変わりますよ」と言われたのです。もちろんメイクブラシの存在は知っていましたが、プロのメイクアップアーティストや若い人が使うものだとこれまではスルーしてきました。
SNSの美容動画などを見てみると、たしかにブラシを使ってさまざまな化粧品を紹介しています。ならばと、私もメイクブラシを買ってみることにしました。
メイクブラシでこんなに変わるなんて!
「まずはファンデーション用のメイクブラシを使ってみるといいよ」と美容師さんにすすめられたので、800円ほどのブラシを購入しました。これまでファンデーションを塗るときには、付属のパフを使っていました。付属品なのだから、それがベストなんだろうと思っていたのです。
私が購入したものは、毛先が斜めになっているのが特徴のブラシ。毛が密集していてコシがあるので、へたらずしっかりと塗ることができました。グリップはボールペンくらいの長さで握りやすい太さ。肌への当たりはやさしく、チクチク感もなく使えました。
このブラシでいつも使用しているクッションファンデーションを塗ってみて、仕上がりに驚きました。道具を変えただけなのに、いつもよりファンデーションが肌になじみ、自然な印象に。特に厚塗りになりがちな小鼻の周りや目の下の部分などこまかいところが均一にカバーされているのに驚きました。
パフだとどうしても1カ所に集中してベタっとなりがちで、そこに重ねると厚みばかりが増していましたが、ブラシだとムラなく均一に塗れたのです。ブラシの毛先に乗ったファンデーションが、肌のこまかい部分までしっかりと密着する感じがしました。
メイクブラシの推しポイントはここ!
メイクをするようになって20年以上たちますが、もっと早くメイクブラシの良さを知っていたら!という気分です。道具を変えるだけでこんなに仕上がりに差が出るとは思っていませんでした。
ブラシの良い点は余分なファンデーションが付きにくく、ヨレが防げる点です。これまでは時間がたつと深いシワに入り込んだファンデーションが悪目立ちしていましたが、ブラシを使用すると軽い仕上がりなのでその心配も軽減されます。さらに、ブラシで大きい面積を塗れるので時短になるのもうれしいポイントです。
また、お手入れも簡単。私の場合、100均で見つけたメイクブラシ専用クリーナーで週に一度洗っているだけですが、快適に使えています。
メイクブラシにはさまざまな形状、素材の物があり、どれを選べば良いかが難しいところでした。私が選んだのはアングルタイプと呼ばれるもの。「角度」を意味するアングルタイプは、斜めになった毛先の部分を使うと鼻の下などこまかい部分にもぴったりと密着し、ブラシ全体を使えば肌の広い範囲をカバーできて、一挙両得でした。
ネットの口コミを見て選び、特にクッションファンデ-ション用というわけではなかったのですが、使っているクッションファンデーションとのなじみも良く、とても気に入りました。
まとめ
これまでなんとなくしていたメイクですが、メイクブラシを使うことで新しい自分を発見することができました。ほんの小さなことですが、メイクがうまくいくと気分が上がり、1日楽しく過ごせます。
今回私は、ファンデーション用のブラシを試しましたが、アイシャドウ、チーク、リップなどにも専用ブラシをそれぞれ使うと、さらに満足のいく仕上がりになるはずです。40代だからって自分を諦めず、新しいことを試してみるのは大事だなと実感しました。いずれTPOに合わせたメイクができるようになれたら良いなと思いながら、今は美容系SNSを見て楽しんでいます。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
イラスト/村澤綾香
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著者:かなすけ
小学生男子2人の母。 あちこちガタはきているけど、きれいで明るいお母さんでいたい! 体調管理とダイエットのために、緩くマラソンを始めた。