トイトレ中、夫の態度にモヤッ…
私は、娘がうんちをしたいと言い出したら、「まずトイレに座ってみようか。うんちが出なくてもいいから」といつも誘導していました。しかし娘は、座るものの結局すぐに降りてしまうのです。
そこで、おままごとのときに使っている大好きなぬいぐるみをトイレのそばに持っていき、トイレに座るたびに娘を褒めました。夫はいつも横目で私と娘のやりとりを見て、「なんとかなるから、気長に見て、別に何もしなくていいじゃん」と言うだけ。私はその態度に怒りを覚え、「もっと他に言い方があるんじゃないの?」とけんか腰に返してしまいました。
その後、ある暑い日の朝、娘がひと言「うんち!」と言って、トイレに座りうんちをしたのです。気が抜けるほどあっさりしたおむつ卒業でした。あとから娘は、「トイレの便座が冷たくて、長く便座に座りたくなかった」と言っていました。
いつのまにか外れたおむつ。今になってみれば、なぜ私はあんなに必死になっていたのかと思いますが、やはり当時は能天気な夫にモヤッとしていました。「肩の力を抜いたほうがいい」といつも夫に言われるので、その言葉を素直に受けとめ、娘のことに関して“ほどほどに”を心がけようと思います。
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イラスト/ななぎ
著者:伊東理恵子
4歳の娘と夫との3人暮らし。育休や仕事復帰を経て、10年以上、商社の営業事務に従事。子育てジャンルの記事をはじめ、美容にも関心が高く、美容記事も執筆中。