生理4日目、なんだか体がいつもと違う…
某年9月上旬。もともと生理中は1〜2日目だけ生理痛や貧血などの症状が重く、3日目になると経血量も落ち着いてくるわみださんですが、このときはなぜか生理4日目に1〜2日目と変わらないほどの出血と重い腹痛がありました。不安になったわみださんは、近所の婦人科を受診。超音波検査をしてもらったところ……医師がモニターを見ながら「左の卵巣が右に比べて2倍くらいに腫れていますね」と言うのです!
「子宮内膜症かもしれないから大きい病院でMRIを受けるように」と言われ、後日、わみださんは「マンガのネタになるぞぉ」と気楽な心持ちで、大きい病院へと足を運びます。しかし、検査技師から「トイレは行かないように」と言われ状況は一変。はち切れんばかりの尿意を約20分ほど我慢し続け、ようやくMRIが終了しました。
結果が出るのはまだ先になりますが、近所の婦人科の医師の見立てどおり、わみださんは子宮内膜症になってしまったのでしょうか? 子宮内膜症の症状には激しい生理痛、性交痛、経血量の増加などが挙げられますが、初期にはほとんど自覚症状がないそう。わみださんの場合も、知らないうちに症状が進行していたのかもしれませんね。
※チョコレート嚢胞は、子宮内膜症の1つです。子宮内膜様の組織が卵巣内にでき、生理のたびに増殖と剥離を繰り返し、卵巣の中に血液がたまります。その古い血液がドロドロのチョコレート状に見えるため、チョコレート嚢胞と呼ばれます。
監修/助産師 松田玲子
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